この前のブログでウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタ、ジェンティルドンナの牝馬最強伝説を継ぐのはミッキークイーンかも知れないと書きましたが、4歳牝馬のショウナンパンドラの方でした。自分の見立ての甘さを痛感しています。
ジャパンカップは池添騎手騎乗の4番人気、ショウナンパンドラがゴール前の叩き合いを制して優勝しました。2着はラストインパクト、3着は1番人気のラブリーデイがそれぞれクビ差で入りました。
直線で馬群の中をこじ開けるようにして伸びて、牡馬2頭を捕らえたショウナンパンドラの強さは際立っていました。ジャパンカップ初優勝の池添騎手は2013年オルフェーヴルでの有馬記念以来、2年ぶりのG1 勝利です。
オルフェーヴルやデュランダルなど、池添騎手の大舞台での勝負強さは特筆ものですね。
天皇賞では外枠に泣いた形で4着と悔しい思いをしただけに、今回の優勝インタビューでは「天皇賞と同じ15番枠になったのは、競馬の神様に試されているような気がした」と語っていたのが印象的でした。
7番人気ながらラストインパクトを2着に導いたムーア騎手はさすがですね。
直線で伸びるインを狙いすましたようなテクニックには恐れ入りました。
一番人気のラブリーデイは直線半ばでいったん抜け出しましたが、最後に脚が鈍りました。
陣営が話していたように2000m がベストなのでしょうか。僅差の3着ですから、力は示したと言っていいと思います。
私が期待した3番人気の3歳牝馬ミッキークイーンはよもやの8着でした。いつものような直線でじわじわ追いつめる脚は不発に終わりました。特に大きな不利はなかったように見えましたが、、、。
何かあったのでしょうか。
2番人気のゴールトシップは10着、外国勢は日本の馬場では厳しい結果ですね。
今年のジャパンカップ、直線に入ってからの攻防は迫力たっぷりでした。番号や馬名、騎手名を叫んだ方も多かったのではないでしょうか。
年末にもう一度大勝負があります。
次はどんなレースになるのでしょうか。