G1 シリーズは中京に舞台を移し、チャンピオンズカップ(ダート1800m )が行われます。
それにしても、ダートのオープン馬は競走馬としての実働期間が長いですね。
JRA ではダートG1 はフェブラリーS とチャンピオンズCの2つしか組まれていません。
今回のメンバーでJRA ダートG1 の出走回数を調べて見ました。
9歳のワンダーアキュートは今回が10走目、ニホンピロアワーズとグレープブランデーが6走目、ホッコータルマエとローマンレジェンドが5走目となっています。
獲得賞金の関係でメンバーの入れ替わりが鈍く、
どうしても顔ぶれが同じようになってしまいます。
今回の出走馬のうち、半数以上が昨年もチャンピオンズCに出ています。
JRA ダートG1 に初めて出走するのはノンコノユメ、サウンドトゥルー、ロワジャルダン、ダノンリバティと香港のガンピットの5頭だけです。
新鮮さに欠けるのは否めませんね。
さて今回、6歳のホッコータルマエと5歳のコパノリッキー、それに3歳のノンコノユメが人気の3強と言われています。
ここしばらくダート界を引っ張って来たホッコータルマエは抜群の安定感を誇ります。
地方も含めて賞金を稼ぎまくっています。
コパノリッキーは今年フェブラリーS を連覇、前走のJBC クラシックではタルマエを下して充実期を迎えています。
ノンコノユメは屈指の豪脚で重賞3つを含む4連勝中の新星です。
追い込み脚質は不利と言われる中京ですが、どんな走りを見せてくれるのでしょうか。
軸となるとやはりホッコータルマエに落ち着くのかなあ。
他でぜひ買って見たいのはサウンドトゥルーです。ようやくオープンでも互角に戦えるようになりました。この馬の切れ味も相当なものと思っています。
あとは押さえでロワジャルダンと全く分からない香港の馬ぐらいですかね。
昔の名前で出ています的な馬は、さすがに衰えが隠せないと判断していますが。
師走のG1 は全部いただきの意気込みで頑張りましょう。