馬の前に、馬

馬券下手が競馬をすれば、いかに負けるかを実証

桜花賞 アーモンドアイ 歴史的な後方一気でラッキーライラックを差し切った!レースには痺れたが、我が馬券はまたもや散った・・

 後方2番手から直線大外を一気に15頭を抜き去りました。
 あの届かないと思われた位置から、どう表現したらいいんだろう。「矢のごとく」「瞬きする間もなく」、、ぴったりの言葉が見つからないほどの常識外れの末脚です。
 一頭だけ別の競馬をしているようでした。

 アーモンドアイ。
 今年の桜花賞の直線はファンの脳裏にしっかり刻まれ、後々まで語られることでしょう。
 父は世界の短距離王ロードカナロア
 母もエリザベス女王杯馬でG1でも活躍したフサイチパンドラという良血馬です。

 断然の1人気となったラッキーライラックは好位置から直線満を持して抜け出す文句なしの競馬をしましたが、今回は相手が悪かったとしか言いようがありません。5戦目にして初めて土がつきました。

 ラッキーライラックの父はオルフェーヴルですから、初年度産駒が1着、2着だったんですね。
 ロードカナロアオルフェーヴル種牡馬としての今後の活躍が一層楽しみになります。

 3着はリリーノーブルで今年の桜花賞は2人気、1人気、3人気という堅い決着となりました。

 私の予想は今回も酷いものでした。
 出足のつかないアーモンドアイ、ラッキーライラックに2度も完敗していたリリーノーブル、この2頭に対して懐疑的でした。

 ライラックから穴馬に流しました。アーモンドとリリーが来たら仕方ないとしていました。
 2頭とも3着内に入る訳はないと高をくくっていました。
 何と下手な予想なんでしょうか。笑ってやって下さい。
 もう競馬は止める。嘘つくな!

 優勝したルメール騎手からは早くもトリプルクラウンという言葉も飛び出していました。

 今週末は皐月賞ですね。ダノンプレミアムの回避で混沌としてきました。私にはお手上げのレースです。馬券は回避したほうがいいのでしょうが、買わない選択は出来ません。着実に負債が増えていくことでしょう。

  2018年収支
   購入金額147.400円
   払い戻し 72,170円
     とうとう5割を下回りました。
     どこまで下がるやら。

  2017年収支
   購入金額506,100円
   払い戻し323,430円
 

桜花賞 やっぱりラッキーライラック軸 不安データを吹き飛ばす!相手はオッズ重視で6頭の穴目に

 日曜のお昼前の時点で単勝オッズはラッキーライラックが2,0倍、アーモンドアイ4,1倍、リリーノーブル7,7倍と昨夜から大きな変動がありません。
 ラッキーライラックが敗れるとしたらアーモンドアイかリリーノーブルとみているファンが多いようですね。

 前のブログで触れたラッキーライラックに対する心配なデータ、1人気と1枠の受難について私なりに考えました。
 1人気については前3年のルージュバック(1,6)、メジャーエンブレム(1,5)、ソウルスターリング.(1,4)に比べるとラッキーライラック断然ムードは舞い上がっていません。騎手へのプレッシャーという点ではプラスになると思います。

 1枠への心配ですが、隣の2番アマルフィコーストが左前脚の外傷で取り消しました。スタート時の接触やごちゃつきのリスクが少し軽減されて内の好位置が取りやすくなると思われます。
 それと前回に書いた土曜の阪神マイル戦では1枠が勝利していることから大丈夫と判断しました。

 いろいろ述べましたが、私の見立てほど信用できないものはなく、私が本命馬を買うとロクなことはありません。これが一番の不安でしょうか。

 馬券の軸はラッキーライラックにしますが、アーモンドアイやリリーノーブルでは配当の妙味がありません。来られたら仕方がありません。

 オッズを重視して相手を選びました。
 不振枠2枠の2頭、リバティハイツとアンコールプリュ、フィリーズの1.2着コンビ。
 51歳の鞍上応援でトーセンブレス、デビュー戦の強かったこと。
 目下3連勝なのにオッズが60倍以上も付くハーレムライン。
 ラッキーライラックの父オルフェーヴルの全妹にあたるデルニエオール、騎手もゆかりの池添。
 戸崎の奮起に期待してプリモシーン。


 馬連はラッキーライラックから
 1番〜 3 , 4 , 7 , 8 , 12 , 15
    500円✕6点=3,000円
 ワイドも同じく
    500円✕6点=3000円
 3連複
  ライラック1頭軸
   保険でアーモンドアイを加えて
  1番〜3 , 4 , 7 , 8 , 12 , 13 , 15
    100円✕21点=2,100円

      合計8,100円

 土曜日の阪神牝馬SもニュージーランドTも狙った馬は大敗しました。
 誰か助けて下さいの気持ちがいっぱいです。

 ラッキーライラックは強い!原点の思いに願いを込めてテレビ観戦します。


 2,018年収支
  購入金額139,300円
  払い戻し 72,170円

 2017年収支
  購入金額506,100円
  払い戻し323,430円
    

桜花賞 ああデータに惑わされる!確勝級のラッキーライラックにも一抹の不安が・・結論は持ち越しに

 桜花賞の主役はもちろん4戦負けなし、向かうところ敵無しのラッキーライラックです。
 前日夜遅い段階で単勝オッズが2,1倍となっています。断然の人気とは言えるのですが、1.5倍ぐらいかなと思っていただけにやや意外な感じがしています。

 ライラックにとっては気になる2つの過去データも影響しているのかも知れません。
 このところの桜花賞は1人気受難のレースになっているのですね。
2015年 ルージュバック(戸崎) 
           1,6倍 9着
2016年 メジャーエンブレム(ルメール) 
           1,5倍 4着
2017年 ソウルスターリング(ルメール)
           1,4倍 3着
  
 鉄板級の馬たちがコケまくっています。
 それも惜しくもなんともない負け方です。 

 それと1枠の成績が散々なことになっています。
 外回りの現在のコースになった2007年から昨年まで1枠の連対は一度もありません。

 ラッキーライラックが圧勝に次ぐ圧勝で4連勝を決めた時は、「今年の桜花賞は決まり」が大方の見方でしたが、上記のデータが一抹の不安を誘うようです。

 先ほども触れた1枠と2枠が不利というデータについては包まれるとかいろいろ言われていますが、なぜなのか私には全く分かりません。
 前日の土曜日に桜花賞と同じ条件のマイル戦は2つ行われました。(芝1600外回り)
 6レースの3歳500万下では1着1番(1枠)、2着2番(2枠)なんと1枠、2枠で決まりました。
 メインの阪神牝馬Sは1着が11番(7枠)、2着10番(7枠)と7枠同士、1枠と2枠も5着、4着と掲示板を確保しています。

 土曜日を見る限りでは内枠が不利とは言えない結果となっていますが、桜花賞が独特なんでしょうかね。

 馬券の売れ行きを見ているとシンザン記念を制したアーモンドアイも高い支持を受けており4,0倍、リリーノーブルが7.4倍で10倍以下は3頭だけになっています。
 
 馬券をどうするかうーん悩みますね。データについてもね。
  
 まだ結論が出ません。ギリギリまで悩んでみます。

桜花賞の前に、土曜の阪神牝馬SもニュージーランドTも熱い!少々穴目を狙いたい・・

 馬券で負け続けてふと考える。競馬をしていなかったらどんな人生を送っていたのかと。
 お金も少しは残せただろうし、もっといい家に住めただろう。芸術や文化にも少しは触れられただろう。家族にも、、。
 なぜこんなに競馬にどっぷりはまってしまったのか、、。
 何一つ長続きしなかった自分が唯一続いているのが競馬だ。生活の一部、いや大半になっている。
 もう離れられない。

 日曜の桜花賞の前に土曜日も注目の重賞が2つ組まれています。
 ヴィクトリアマイルの前哨戦となる阪神牝馬Sは本番さながらの豪華な顔ぶれが揃いました。
 昨年の今頃は大きな話題をさらっていたソウルスターリングも久々に姿を見せます。

 ソウルとアドマイヤリードのG1馬の他にも重賞馬も多く、レベルの高い闘いが期待されます。
 ここは前走の東京新聞杯を快勝した武豊リスグラシュー、斤量もG1馬2頭に比べて2キロ軽いのも有利です。おそらく1人気でしょうから相手は人気薄を狙います。
1頭はまだ重賞実績はありませんが、末脚はちょっとしたものを持ってるミエノサクシード。
もう1頭はずっと買い続けているエテルナミノル、前走はスタートをミスして大敗も前々走の愛知杯は強い勝ち方でした。
 外れるのを覚悟なので少額でひょっとしての期待です。
 馬券は
  馬連3番〜4 , 7
    500円✕2点= 1.000円

  ワイドも同じく
    3〜 4 , 7
     1.000円✕2点=2.000円

         計3.000円

 中山のニュージーランドトロフィー
 ラムセスバローズを買います。デビュー戦でオブセッションと接戦を演じて2着に食い下がったのが根拠です。オブセッションがなんぼのモンと言われそうですが。
 ラムセスバローズは外国生産馬なんですね。
 ここまで4戦して芝もダートも1着1回と2着1回、連対率は10割、当日午前の時点で5人気、単勝オッズは9倍くらいです。

 馬券は単勝8番1.000円
    複勝8番2.000円
        計3.000円

   2レース合わせて6.000円


 2018年収支
  購入金額133.300円
  払い戻し 72.170円
    回収率も5割を下回りそうです。

 2017年収支
  購入金額506.100円
  払い戻し323.430円





 

 

大阪杯 スワーヴリチャードは無茶苦茶強かった!キタサンブラックの後継者に  トリオンフは8着  まさか後方からの競馬とは・・

 今回のスワーヴリチャードの強さにはしびれました。大きく出遅れで後方2番手からの追走となりました。途中から鞍上のM・デムーロは大外から強引にまくっていきます。ペースが遅いとみた判断でしょうか、3コーナーで早々とトップに並びかけて4コーナーでは先頭に踊りでました。これで最後まで持つのかと思いましたが、ゴールまで寄せ付けずに押し切りました。距離は違えど2015年のゴールドシップのような大胆な競馬でした。
 強かった!無茶苦茶強かった!
 デムーロ&スワーヴリチャード!
 2着にペルシアンナイト、3着はアルアインと4歳馬が3着までを独占しました。サトノダイヤモンドは7着と精彩を欠きました。

 圧巻の手綱さばきを見せたM・デムーロ騎手は「ペースが遅かったので早めに上がった。直線でも手応えが良くて負けないと思った」と語っています。


 馬券は的中せずとも不安は的中、こちらは残念ながらいつものパターンで終わりました。
 出足が良くて前の好位置をさっと取れるのが強みのトリオンフが前に行けませんでした。まさかの出遅れです。

 2コーナーまでは後方の3,4番手のポジションでした。向正面辺りから進出し、4コーナーで3番手に上がり直線に入ったところで2番手まで来たものの、もう脚は残っておらずズルズルと後退していきました。

 3キロ増の57キロ、直線の坂、G1の見えない壁、タートルボウル産駒、不安材料を克服することは出来ませんでした。何よりスタートの遅れだけは全く予想だにしていませんでした。
 この件について田辺騎手によると「ゲート内の態勢が悪い時にスタートを切られてしまった」とのことです。
 先行できていたらもう少しやれたとは思いますが、所詮タラ、レバの話しです。
 今回も甘い、甘い見立てでした。

 2018年収支
  購入金額133,300円
  払い戻し 72,170円

 2017年収支
  購入金額506,100円
  払い戻し323,430円

 

大阪杯 ただ一筋にトリオンフ  吉報を待っている! 

 大阪杯のレースまであと数時間、期待と不安が頭の中で充満しています。
 トリオンフについては前のブログで詳しく書きました。
 当日お昼の時点で単勝オッズは14,5倍前後、6人気とそこそこの穴人気となっています。ペルシアンナイトやダンビュライトより少し上位の位置に支持されているんですね。

 重賞実績は前走の小倉大賞典だけですが、3連勝の上昇度と未知の魅力に賭けてみようというファンの期待のあらわれだと思います。

 土曜日の夜に見た時はサトノダイヤモンドアルアイン、スワーヴリチャードの順で売れていましたが、現時点では順序が入れ替わってスワーヴリチャード、アルアインサトノダイヤモンドの順となっています。上位3頭はほぼ横並びですから、オッズ的には3強のレースです。しかしいずれも弱点が見え隠れして確固たる軸馬は不在に感じます。出走馬の半数ほどに勝つチャンスがあるのではないでしょうか。

 トリオンフの須貝調教師は文句のない出来だと力強いコメントを発しています。
 先行して直線早々と先頭に出てさっと突き放して押し切るという理想の形になればいいのですが。
 
 3キロ増の57キロ、直線の坂、タートルボウル産駒、G1という厚い壁、不安材料はいっぱいありますが、ここは田辺の腕に託します。

 馬券はトリオンフ軸
  まずは単勝9番 2.000円
 
  馬連とワイド
   9番〜1 , 4 , 8 , 14 , 15
      馬連 500円✕5点=2,500円
      ワイド500円✕5点=2500円
  
  3連複
   9番一頭流し
    相手8頭 1 , 2 , 4 , 5 , 8 , 11 , 14 , 15
       100円✕28点=2,800円

  3連単
   9番頭固定流し
   相手5頭 1 , 4 , 8 , 14 , 15
      100円✕20点=2,000円

      合計1,1800円

   2018年収支
     購入金額121.500円
     払い戻し 72,100円

   2017年収支
     購入金額506,100円
     払い戻し323,430円
 

大阪杯 G1初挑戦トリオンフを買いたくなってきた!レース映像を確認して「強い!」と思ってしまった・・

 今回のメンバーの中で力量が推し量れない馬が1頭だけいます。小倉大賞典を制して初めて一線級と顔を合わすトリオンフです。

 トリオンフについては一部で最大の隠し玉とか遅れてきた大物、秘密兵器とか言われています。
 金鯱賞に出ていたら実力の目安もある程度はっきりしたのですが、金鯱賞を回避したため、依然ベールに包まれたままです。

 私もこのメンバーで通用するはずはないと一笑に付していたのですが、レースが近づくに連れて気になりだしました。

 話しは変わりますが、昨年も未知の魅力に溢れてG1戦線に挑んだ2頭の馬が思い出されます。
 1頭はシャケトラです。初の重賞となった日経新春杯でミッキーロケットとクビ差の叩き合いで惜敗、続く日経賞ではゴールドアクターディーマジェスティのG1馬を撃破して1着になりました。
 天皇賞ではキタサンブラックサトノダイヤモンドに次ぐ3人気の支持を集めましたが、9着と大敗しました。その後もG1ばかり使われましたが、宝塚記念4着、秋天皇賞15着、ジャパンC11着、有馬記念6着と全くと言っていいほど通用しませんでした。

 もう1頭がマイルと中距離のG1を目指したグレーターロンドンです。重賞勝ちこそありませんでしたが、破竹の5連勝で安田記念に駒を進めました。このレースでは豪脚の片鱗を少しだけ見せましたが、勝ち負けには加われず4着まで、秋の天皇賞は9着と大敗しました。前走の東京新聞杯では1人気で9着と惨敗、この日曜のダービー卿Cで仕切り直しです。

 上記2頭の例を出すまでもなく、隠れた大物と評された馬のほとんどがG1レースでは力不足が露呈して底が割れるのが相場となっています。

 さてトリオンフに戻りましょう。
 父はタートルボウル 母はメジロトンキニーズ 母の父はダンスインザダーク
 栗東の須貝厩舎の管理馬で4歳のセン馬です。
 タートルボウルは当初種牡馬として注目もされましたが、まだ活躍馬を出しておらずトリオンフがJRA初の重賞勝ちです。残念なことに昨年心不全で亡くなっています。
 母のメジロトンキニーズは34戦3勝、重賞レースも多く経験、3400mのダイヤモンドS2着など主に長い距離に適性があり晩年は障害レースを使われました。
 
 馬主はKTレーシング 馬主歴は浅いものの、セレクトセールで高額の馬を競り落として注目されています。
 
 トリオンフのレース映像をじっくり見ました。
前走の小倉大賞典は好位5番手あたりから徐々に進出、4コーナーを回って直線に向いたら早々と先頭に立ってさっと引き離し2馬身半の差をつけて楽々とゴールしました。このレースは重賞とはいえ他のメンバーとのレベルの差が歴然としており、あまり参考にはならないように感じました。それでも断然の支持を集めて断然の競馬をするのは簡単なことではありません。

 惹きつけられたのは2走前、3走前、共にエアウィンザーを寄せ付けなかったレースです。直線の序盤で先頭に躍り出て一瞬で差を広げる加速スピードです。4コーナー2番手からの正攻法の危なげないレースぶりには目を見張りました。3走前は上がりも最速です。2着のエアウィンザーは2歳時の共同通信杯で3人気なるほど(結果6着)の評判馬で今後重賞に参戦してくるだろうと思われるかなり強い馬です。
そのエアウィンザーに2走前が2馬身、その前が3馬身半の差をつけています。
昨年の秋から体重もぐっと増えて成長力も半端ないようです。

 レースを見れば見るほどトリオンフに心が傾いて来ました。この馬はホンモノかも知れないと。

 トリオンフは一昨年の夏、函館の1800m芝で新馬勝ち、続く札幌2歳Sでは11着と大敗しました。
 3戦目のこぶし賞も7着に終わりました。
 このあと去勢手術をしたことが功を奏し、昨年の夏の小倉戦からは見違えるように上位安定の走りに変わりました。

 ここ2走は川田が乗っていましたが、今回の鞍上は田辺です。意外性のある騎手だけにあっと言わせる大仕事の期待が膨らみます。

 良い面ばかり強調しましたが、G1はそんなに甘いものではありません。克服すべき課題もあります。前走の54キロから3キロ増の57キロを背負います。また近走は平坦コースばかり使われており、中山の直線の坂でレース巧者ぶりを発揮できるのかは未知数です。G1には全く実績のないタートルボウル産駒というのも不安材料です。
 そして経験の差という見えない壁です。

 いざ馬券を買う段になって揺らぐかもしれませんが、今はトリオンフを買いたい気持ちでいっぱいです。