馬の前に、馬

馬券下手が競馬をすれば、いかに負けるかを実証

阪神ジュベナイルF  本命馬券でいいでしょう? カペラSは菜七子応援しつつボックスで。

 阪神ジュベナイルにカペラ、香港国際競走の4つのG1、日曜の午後はテレビに釘付けになりそうですね。

 さて阪神ジュベナイルフィリーズって名前はややこしいですが、ここ3年は人気通りの堅い決着が続いています。

 今年も本命サイドの雰囲気ですが、、

 川田が乗るディープ産駒のリアアメリアが当日午前10時過ぎの単勝オッズ1,9倍と断然の支持を受けています。

 この馬、ラストの脚がケタ違いでゴール前は飛んでくるようだと絶賛されています。
 へぇー無茶苦茶強いんだ!

 これに待ったをかけるのがクラヴァシュドールとウーマンズハート、どちらもハーツクライ産駒です。

 前者はサウジアラビアRCで牡馬トップ級サリオスの2着、後者は新潟2歳Sを制した切れ味がセールスポイントです。

 今年は1超強プラス2強のはっきりした図式となっています。

 あまりよく分からないので素直に買ってみます。クラヴァシュドールとウーマンズハートの比較ではクラヴァシュを上にみました。

 新潟2歳の覇者は13年のハープスターでも勝てなかったぐらいですから。

 リアアメリアは後方からの馬のようなので差し損じもあるとみてクラヴァシュドールの単勝は買ってみるか。

 ややこしいレース名に舌がもつれるような馬名もいいじゃないですか。

 中内田厩舎2頭を軸にした馬券です。

 3連単フォーメーション
 10 , 15
 10 , 15 , 3
 10 , 15 , 3 , 4 , 7 , 9
   200円✕16点=3,200円

 10 , 15
 10 , 15 , 3 , 4 , 7 , 9
 10 , 15 , 3
   100円✕16点=1,600円

 単勝10番 2,000円

 一方カペラS、藤田菜七子のコパノキッキングは勝てるでしょうか。

 コパノとゴールドクイーンの2頭に人気が集中しています。

 コパノは昨年柴田大でこのレースを後方一気の差し切り、前走JBCスプリントは惜しい2着でした。

 ゴールドクイーンは前々走の中山で圧巻の逃げ切りを決めています。

 コパノを応援しますが、58キロを背負うので馬券はボックスで買います。

 人気2頭に力をつけてきたテーオージーニアスともつれたときに浮上しそうなタテヤマを絡めます。

 馬単ボックス
  4 , 7 , 12 , 13
   300円✕12点=3,600円

    2レース合計10,400円
 

 

 2019年収支
  購入金額518,700円
  払い戻し409,530円

 2018年収支
  購入金額478,400円
  払い戻し448,850円

 2017年収支
  購入金額506,100円
  払い戻し323,430円

G1大反省⑧ チャンピオンズC クリソベリル やっぱり強かった!  でも相手がこう堅くては、、。

 3歳馬クリソベリルは期待に応えてくれました。

 クリソベリルの1人気は確実と思っていただけに、ゴールドドリームに次ぐ2人気は意外でした。

 経験不足や古馬の壁など不安説を唱える記事のせいで単勝オッズが4,4倍もついたのは逆に美味しかったのではないでしょうか。

 クリソベリルは逃げるインティの後ろの絶好位をキープして進みました。
 直線半ばでは突き放されそうになりながらも食らいつき、ゴール前ではインティと差してきたゴールドドリームに挟まれましたが、最後に中を割って出ました。

 圧勝とはいきませんでしたが、古馬との競り合いを制した地力はクリソベリル時代の到来を告げるものでした。

 馬券的には単勝は的中も、上位人気馬による堅い決着で収まるとは予想外でした。

 こちらが描いたのはインティが直線で失速、クリソベリルが抜け出してチュウワウィザードが続き、後はもつれるというストーリーでした。

 そんなこちらの夢を打ち砕いたのは武豊ならではの絶妙な逃げでした。
 さらにゴールドドリームもいつもの後方の位置ではなく前目につけました。

 淡々としたペースの中、強い馬たちが前でレースをすれば他の馬たちに出番はありません。

 フェブラリーの1,2着馬とクリソベリルの3頭だけの競馬になりました。

 こういうレースもあります。3連単で狙った穴馬ウェスタールンドやサトノティターンは何も出来ませんでした。

 まあしゃーないわ、今回は、、。
 
 

チャンピオンズC クリソベリルが強く勝つ! 川田も自信を持っているはず・・

 4コーナーを回った時、ステイフーリッシュにもう余力は残っていませんでした。
 10着、、。

 中谷雄太40歳、今回も重賞の壁を越えることは出来ませんでした。
 なんて言ったらいいのやら、、。

 日曜は中京でチャンピオンズカップです。

 ダート王ゴールドドリームや今年のフェブラリーの覇者インティらダートの猛者がズラリ顔を揃えました。

 素人的かも知れませんが、3歳クリソベリルが抜けて強いと思っています。
 今年3月、半年近い休養後のデビュー2戦目の500万を圧勝した時に、この馬はG1まで上り詰めると確信しました。
 まあ私ごときの確信ですけどね。

 クリソベリルについてリスクを指摘している記者や専門家の声もかなり紙面に掲載されています。まだ強い馬にもまれていない点や古馬の壁にはね返されるなどですね。

 確かに経験不足の面は否めませんが、この馬はそんな不安をかき消す底知れない強さを持っています。

 5戦全て楽勝というのは並の馬では出来ません。

 他の有力馬について記します。
ゴールドドリーム
 G1を5勝もしているダート王も南部杯で少し陰りが。そろそろ世代交代?

▲インティ
 逃げのペース次第。恐さはあるが、直線で崩れる不安がつきまとう。

▲オメガパフォーム
 デットーリは脅威。浦和は勝ち負け演じたが、左回りにはまだ不安が。

▲チュウワウィザード
 クリソベリルの次に評価している馬。
 全13戦で8勝、2着3回、3着2回とパーフェクトの成績。派手さはないが崩れない。

 注目したい馬
ウェスタールンド
 昨年はポツンどん尻からインを突いて2着。久々の前走3着と調子を上げて来た。

▲サトノティターン
 負ける時は大負けで格下と思っていたが、いつの間にやら急成長?の6歳の遅咲き。
 ムーアがどう乗りこなすか。

 この他一発屋の穴馬が点在。

 今回のポイントは川田です。
 クリソベリルもチュウワウィザードも川田の乗り馬です。

 川田はクリソベリルを選びましたが、体が2つ欲しかったことでしょう。

 チュウワウィザードは福永が1年半ぶりにまたがります。
 いい騎手に目をつけたんじゃないでしょうか。正攻法でレースをするには。

 馬券はクリソベリルを信頼。

 単勝5番  3,000円

 3連単頭固定流し
  5 〜 3 , 6 , 8 , 9 , 11
    100円✕20点=2,000円

  5 〜 3 , 8 , 9
    200円✕6点=1,200円

 3連複1頭流し
  5 〜 3 , 4 , 6 , 8 , 9 , 11
    200円✕15 点=3,000円
  5 〜 3 , 8 , 9 . 11
    200円✕6点=1,200円

 3連複フォーメーション
 5 〜 3 , 8 〜
3 , 8 , 1 , 4 , 6 , 7 , 9 , 11 , 12 . 13 , 16
   100円✕19点=1,900円

     合計12,300円


 
 2019年収支
  購入金額506,400円
  払い戻し392,530円

 2018年収支
  購入金額478,400円
  払い戻し448,850円

 2017年収支
  購入金額506,100円
  払い戻し323,430円

チャレンジC ステイフーリッシュ  中谷よ、オールG1ジョッキーを引き連れてゴールを切れ! 陣営に恩返し出来ればいいね・・

 チャレンジCの出馬表を見て気付いたのですが、中谷以外は全員G1ジョッキーなんですね。デットーリもムーアもスミヨンも、そしてルメールに川田も。

 こんなレースで重賞未勝利の中谷がトップでゴールすればどんなに痛快なことでしょうか。

 ステイフーリッシュは一昨年の12月、中谷で新馬勝ちするやホープフルSでも3着したほどの素質馬です。

 当時、中谷はこの馬にぞっこんでした。年明けの自身のブログではステイフーリッシュで大きなところを狙いたいと豊富を語っていたのを覚えています。

 ところが共同通信杯で2番人気の支持を受けながら10着と大敗、中谷の手から離れたのです。

 そして藤岡佑に替わるといきなりG2京都新聞杯を制しました。

 今年の夏の函館記念でおよそ1年半ぶりに中谷が手綱を取ると3着に好走しました。

 強豪相手の札幌記念は9着に終わりましたが、前走の福島記念では57,5キロを背負いながら2着に入って力を示しました。

 今回は期待出来るメンバー構成です。すぐに騎手を替える風潮の中、4回続けて起用してくれる矢作調教師に報いて欲しいと願ってやみません。

 馬券はステイフーリッシュから

 単勝9番 3,000円

 3連複1頭流し
  9 〜 1 , 2 , 4 , 5 , 11
   100円✕10点=1,000円

  9 〜 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 , 10 , 11, 12
   100円✕36点=3,600円

 3連単9番頭固定流し
  9 〜 2 , 4 , 5 , 11
    100円✕12点=1,200円

      合計8,800円



 2019年収支
  購入金額497,600円
  払い戻し392,530円

 2018年収支
  購入金額478,400円
  払い戻し448,850円

 2017年収支
  購入金額506,100円
  払い戻し323,430円

G1大反省⑦ジャパンC  スワーヴリチャードを抜擢するなんて私には無理でした、、 ユーキャンスマイル 掲示板がやっと・・

 またまた甘い予想で完敗、身を乗り出す場面もなく終わりました。

 今回のジャパンC天皇賞・秋からの組は4頭いました。4着ユーキャンスマイル、5着ワグネリアン、7着スワーヴリチャード、10着マカヒキ

 この着順からスワーヴリチャードが勝つなんて。この馬を3人気に支持したファンに比べ、私は素人まるだしのお粗末なものでした。
 

 2400mの距離、そして近走の充実ぶりなどからユーキャンスマイルが総合力でトップと見立てていました。後方待機というジャパンCでは不利な位置取りを差し引いても馬券内には来てくれると期待していました。

 天皇賞・秋のような末脚を繰り出すことが出来なかったのは重くなった馬場のせいだったのでしょうか。
 

 それにしても天皇賞・秋で最上位のユーキャンが天皇賞組で最も下位の5着とは、とんだ見当違いです。


 今年のジャパンCはアーモンドアイをはじめ国内の強豪が回避、最高峰のレースにしては寂しい顔ぶれでした。

 G1馬が5頭出走とはいえ、今年未勝利の馬たちばかりでした。

 このG1馬たちをほぼ軽視したのが、私の敗因です。

 ワグネリアン以外の馬はもう落ち目でせいぜい押さえでいいだろうとした段階で外れ馬券は決定的です。

 勝ったスワーヴリチャードは好枠を利して終始インで進み、直線も外に出さずに最内から突き抜けました。マーフィーの瞬時の判断が光りました。

 レース前から陣営はチークピーシーズを使うと話していました。後で調べたら左右を見えにくくして集中力を高める馬具なんですって、知りませんでした。効果があったんでしょうね。

 天皇賞・秋7着の時点でスワーヴを見限っていた私の眼力の乏しさが露呈しています。

 2着にの唯一3歳牝馬レンブーケドールはJCで3年連続優勝の1枠1番と53キロを生かしてゴール前では先頭に立つ場面もありました。レース前に津村も自信をほのめかすコメントをしていましたね。

 3着のワグネリアンは予想通り安定したレース運びでした。川田またもや1着ならず。

 終わって見れば1枠から3枠の内枠3頭で決まりましたね。

 今回は世界的な名ジョッキーがズラリと並びました。

 優勝こそマーフィーにしてやられましたが、2着から7着までを日本人騎手が占めました。
 
 そんな中、G1馬の中で最も人気薄のマカヒキが上がり最速で大外から追い込んでの4着にはビックリしました。これしかない武豊の騎乗です。

 注目のデットーリは10着、ムーアも13着など散々な結果でした。

 走るのはジョッキーではなく、馬だと改めて思い知らされました。

 もう年内の当たりは無理です!
 
 



 
 
 

ジャパンC ユーキャンスマイル 今、1番強い競馬をしているのはこの馬だ! 格よりも勢いで岩田の腕に託した!!

 的中馬券にすっかり嫌われています。G1大反省に記しているように、これじゃあ当たる訳ないというトンチンカンな買い方ばかりしているから当然です。


 ボヤキから入ります。
 JRA最高峰のレースであるはずのジャパンカップですが、海外からも国内からもイヤイヤされたもんですね。

 久しく外国産馬が勝っていないと思ったら(2005年のアルカセットが最後)、ここ10年で参戦したのべ41頭中で3着以内に入った馬は1頭もいないらしいですよ。

 おまけに昨年の化け物のようなタイムが出る高速馬場では脚がパンクするリスクを考えると、遠いニッポンに来る馬が遂にゼロになっても仕方がないでしょう。

 更に今年は国内勢も凱旋門賞に出走した3頭、アーモンドアイをはじめ天皇賞の1〜3着馬も不在です。

 一応G1馬も5頭いますが、今年はそろって未勝利、まあ混戦模様で馬券的には面白いというか、難しそうです。

 こんな寂しいメンバーながら優勝賞金はなんと3億円、2着で1億2千万、3着でも7,500万もあります。

 その賞金ゲットのチャンスとばかり友道厩舎が5頭、金子オーナーが4頭、ノーザンファーム生産馬が11頭も出走します。

 なんかお金のあるところにお金は流れるんやなあと思ってしまいます。

 散々ボヤいて来ましたが、華やかなのはジョッキーで世界の名手たちがこぞって乗りに来ました。デットーリも8年ぶりの参戦です。

 さて馬券です。格よりも調子というか勢いを重視しました。

 天皇賞・秋、最速の上がりで4着に追い込んだユーキャンスマイルを狙ってみます。

 ユーキャンスマイルは3000以上の長距離馬と思われていました。

 ところが、秋を迎えて2000の距離に矛先を向けると新潟記念で差し切り勝ち、天皇賞・秋でも高速馬場を苦にしませんでした。
 2400ならよりこの馬向きのはずです。

 乗り役の岩田も一戦ごとに強くなっていると肌で感じているようです。

 岩田はジャパンCをすでに3勝、特に2011年と12年にブエナビスタジェンティルドンナで連覇した頃はG1を勝ちまくっていました。

 今回は久々に巡ってきた好機です。
 ちょっと人気になり過ぎている感はありますが。

 心配点をあげるなら後ろから行くだけに直線の進路の取り方と踏み遅れがないかです。

 
 今年のJCは豪華騎手に目移りしそうですが、走るのは馬です。強くなったユーキャンスマイルに託します。

 馬券は3連複フォーメーション
 6 〜 1 , 2 , 9 , 15
 〜 1 , 2 , 4 , 5 , 8 , 9 , 10 , 11 , 15
     200円✕26点=5,200円

  3連複2頭軸流し
 2 , 6 〜 1 , 4 , 5 , 8 , 9 , 10 , 11 , 15
     200円✕8点=1,600円

  馬連
   6 〜 1 , 2 , 4 , 9 , 10 , 15
     500円✕6点=3,000円

        合計9,800円
     


 2019年収支
  購入金額487,800円
  払い戻し392,530円

 2018年収支
  購入金額478,400円
  払い戻し448,850円

 2017年収支
  購入金額506,100円
  払い戻し323,430円
 

G1大反省⑥ ああダノンキングリー 事態急変に馬券は外れ、予感は当たった!

 やっぱりなあ、、

 マイルチャンピオンシップのダノンキングリーは同じ名前でも私の知っているダノンキングリーとは別の馬でした。


 私の競馬友だちの中○君のヨコテン嫌いは競馬仲間ではつとに有名である。
 
 以前に何度か痛い目にあったそうで、彼曰く「あのオッサンだけはよう分からん。とてもじゃないけど買うなんて、、」

 横山典弘は重賞174勝を誇る一流のベテランジョッキーです。
 大向こうを唸らせる騎乗で何度もファンの喝采を浴びて来ました。
 
 レースでは何をするか分からない個性派ジョッキーでもあります。

 マイル本番の2週間前に悲劇が起こりました。浦和競馬場JBCレディスクラシックで戸崎がスタート直後に落馬して大ケガを負いました。

 ダノンキングリーとはデビューからずっとコンビを組んで来たジョッキーです。

 毎日王冠を出遅れながら直線だけの競馬で圧勝しマイルチャンピオンシップで戸崎&キングリーが悲願のG1に輝く青写真でした。

 それが極上の素材を活かした料理づくりの仕上げの段階でシェフが交替するような気分です。

 「代役は誰になるんやろ」

 ダノンキングリーの鞍上に横山典と発表された時は「ええっ!」と声が出ました。
 
 ポツン一人旅のおっちゃんか。

 横山典が戸崎より上手いとか下手の問題ではありません。敢えて言えば相性です。これはまずいことになったという直感です。

 多くのキングリー派の人たちはこの騎手交替をどのように受け止めたのか聞いてみたいものです。

 私は早くから今回のレースはキングリーが勝つと決めつけていました。

 決めつけを解くことも考えたのですが、キングリーが勝った際には後悔することになると思って当初の通り勝負してしまいました。

 この辺の石頭が勝負の分かれ目でした。
 
 まずい直感は悪い方向に向かいます。
 レース当日は直線の内側が全く伸びない馬場でした。

 スローの展開でバラけずに馬が密集状態で直線に入ったため、1番枠のダノンキングリーは外に出せずにインを突くも全く弾けません。

 今回の展開では仕方がなかったかも知れません。

 前回の大反省⑤で記したように2者対決で私が選んだ方は必ず負けるのです。
 2つに1つは今回も失敗、もう1頭のダノンプレミアムは優勝は逃したものの安定した走りで2着に入りました。

 ゴール前で豪快に差し切ったインディチャンプはモーリス以来の春、秋連覇を達成しました。

 大レースに強い池添の本領発揮ですね。

 インディチャンプの池添も急遽の代役という皮肉な結果でした。

 事態の急変になすすべもなかった私、負けるのは当然でしょう。