少し肌寒いですが、絶好のお天気の下での天皇賞となりました。
レース当日午前の時点での馬券の売れ方を基に、さらっとまとめてみました。
事前の報道などでは、抜けた馬がいない混戦との
見方が多かったのですが、オッズを見る限りグループ別に支持が集まっているようです。
一番人気を巡ってはラブリーデイとエイシンヒカリが4倍辺りで肉薄しています。
ラブリーデイが当然のように最も支持が高くなると予想していましたが、前日売りではエイシンヒカリにトップの座を譲るほどでした。
三番人気争いもし烈です。
1枠の2頭、6歳ディサイファと3歳アンビシャスが8倍台でほぼ並んでいます。
ベテランと若手の支持争いです。
オッス10倍ちょっとのところでも、イスラボニータ、ショウナンパンドラ、サトノクラウンの3頭が同じような売れ方をしています。
Aグループ、Bグループ、Cグループと色分けのようになっているのが特徴です。
上記のグループ以下では昨年の覇者スピルバーグが20倍、札幌記念でディサイファとタイム差なしのダービーフィズが40倍近く、毎日王冠で大敗したヴァンセンヌは50倍ほどと大きく人気を落としています。
さて狙いをどう立てるかですね。
今年は、G1 初舞台となるエイシンヒカリの存在が予想を難しくしているように感じます。
9戦8勝という成績は確かに驚異的です。たった1度の敗戦がチャレンジカップの9着なのです。
これをもってモロさが同居しているというのは失礼ですが、東京競馬場の2000m で逃げ切るとなるとね、、。逃げ切り勝ちは1987年のニッポーテイオー以来なしとか。エイシンヒカリにとっては厳しいデータと思っています。
私の見立てに反して、逃げ切っての偉業達成なら場内は割れんばかりの拍手と歓声で武豊騎手を祝福するでしょう。ウ~ン、これはこれで感動するやろなあ。
G1 レースはまず的中出来ない私ですが、今回は軸馬を2頭にして攻めてみることにしました。
まずは宝塚記念馬に敬意を表して、ラブリーデイです。
今年になってから重賞を立て続けに制し、あれよあれよといううちにG1 馬に駆け上がりました。
前走の京都大賞典では、今までにない豪脚で馬群を割って来ました。今がまさに旬、充実度ではやはりこの馬が文句なしの一番だと思います。
その割りには人気も抜けるまでではなく、オッズ的にも美味しいとみましたが、どうでしょうか。
もう1頭の軸は3歳馬にしました。アンビシャスです。競馬場の各馬のレース紹介ビデオでラジオNI KKE I 賞のVTR を観たら買わずにおれなくなりました。相手は弱いメンバーとはいえ直線の弾け方は強烈でした。毎日王冠では大きく出遅れて崩れましたが、能力はかなり高いと見ています。ダービーには向かわずに、秋の天皇賞を目指した過程にも1票投じたくなりました。
アンビシャスについては期待半分、不安半分といったところです。
ただ、アンビシャスは人気になりすぎた感がありますね。
今回は自分としては珍しく人気どころから軸を2頭にしました。手広く流してヒモに人気薄が来たらなお良しというスタンスで挑みます。
直線に入ってエイシンヒカリを巡っての長い攻防戦、痺れるようなレースになりそうな、、、