いやあ、G1戦の初っ端からズッコケました。G1初挑戦で4人気と思った以上に支持された3歳牝馬ディアンドルに入れこんでしまいました。
勝ち負けすると自信あったのです。
7戦5勝2着2回のオール連対、デビューから一貫して1200mに照準を合わせ、まさにスプリントのタイトルを獲るための使われ方をして来ました。北九州記念では出遅れ気味のスタートからでもモズスーパーフレアの逃げについて行き、直線で一旦抜け出て2着に入るスピードとセンスを見せつけていました。
しかも中山は2戦2勝。
このレースが出来るなら、G1の強力なメンバーに混じっても遜色ないと考えて軸にしてしまいました。メンバーの中で最もフレッシュで底知れぬ魅力に溢れていると感じて期待を膨らませました。
それがどうしたのか、馬群にもまれて、スピードに付いていけません。3コーナー付近で早々と諦めました。
13着なんて想像だにしていませんでした。未知の上がり馬を買っては何度失敗を繰り返したら気が済むのでしょうか。
上がり馬が人気しちゃうとだいたいコケてしまいますね。
いわゆるG1の目に見えない厚い壁というやつなのでしょうか。
レースは人気の上位3頭で決着というガチガチの結果となりました。
勝ったタワーオブロンドンは力が違いましたね。
スプリント戦に路線変更を進言したルメールの審美眼は一流騎手ならではですね。
タワーオブロンドンを夏に使われ過ぎだとか、差し届かないなんて軽視した私はお粗末の一言です。よく考えたら前走のセントウルSが3馬身差の圧勝劇。短距離の3馬身差なんて滅多にありません。強いはずです。
2着モズスーパーフレアはやはり中山の鬼でした。高速馬場を味方に逃げれば簡単には捕まりません。もっとハイペースでも良かったのかも知れません。
3着ダノンスマッシュ、短距離の安定感は申し分ありませんが、勝ち切るには突出した何かが足らないのでしょうね。
スプリンターズのディアンドルショックがまだ尾を引いています。
的中馬券への道は厳しい秋となりそうです。