これぞマジックマン、衝撃的な強さでした。重賞を勝てていないモレイラの不思議云々なんてどこかへ消え去りました。
モレイラが乗るとこうも馬が激変するのか、ゴール前がやや甘くて勝ち味に遅いなんて評されたのはいったい何だったのでしょうか。
流行りの言葉の:"神騎乗"ですか。久々に競馬で高ぶりました。
モレイラのことですから、レース前から逃げると決めていたのですかね。それともスタートが抜群だったので迷わず序盤から飛ばしたのでしょうか。本人に聞いてみたいです。
こちらとしては2，3番手の位置で進めると思っていたので意表を突かれた感じでした。15頭を従えて逃げた1人気ナックビーナスは直線に入っても鞍上の手綱に応えます。スピードが鈍くなるどころか逆に後続を突き放し2馬身半の差をつけ悠々とゴールしました。
どこが勝ち味に遅いねん！
ナックビーナスはキーンランドC3度目の挑戦でこれが初重賞制覇。モレイラもＪＲＡ重賞初制覇となりました。
レース後のモレイラ騎手のコメントが入って来ました。
報道によりますと、「スタートから先に行かせてもまだ力が余っている感じで、最後の1ハロンは馬なりで勝たせることができた」とのことです。
ナックビーナスはダイワメジャー産駒の5歳牝馬で美浦の杉浦厩舎の管理馬。
次はもちろんスプリンターズSです。
モレイラは乗れるのですかね？
一方、新潟2歳ステークスはケイデンスコールが直線大外から一気に差し切って1人気に応えました。
この日の2つの重賞は圧巻の逃げ切りに豪快な差し切りと競馬の醍醐味に酔いしれることができました。
2018年収支
購入金額319,900円
払い戻し333,100円
2017年収支
購入金額506,100円
払い戻し323,430円
