この馬だけには勝たれたくなかった。
サトノアラジンG1初制覇!
昨年の安田記念の当ブログの表題は
〜打倒モーリスはサトノアラジン〜
昨年のマイルCSでは
〜サトノアラジン「この馬が一番強いことを証明したい」川田の言葉が熱かった〜
こんなに肩入れしていた馬なんですよ。
ここ3戦の不甲斐ないレースぶりから今回は軸にできませんでした。
信用しきれなかった当方に対して陣営のレース後の談話は「この馬でG1を勝てなければ調教師失格と思っていた。」(日刊スポーツ)
と言わしめるほどの馬だったんですね。
追いかけていた馬をやめた途端、こちらの変心を見透かしたかのように快勝することは競馬ではよくあるんですね。
今回の場合、後でよくよく考えれば時計のかかる馬場が苦手なサトノアラジンにとって絶好の高速馬場でした。そして直線に外に出しやすい14番枠と好走の条件がそろっていました。
もう一つ加えるならば、昨年は前哨戦で勝利して本番で失速するというパターンでしたが、今年は道悪の前哨戦を大敗して本番に臨みました。この辺の過程の変化に気づくべきでした。
サトノアラジンほどの馬が7番人気で単勝オッズが12,4倍なんて、、。
こちらが推したエアスピネルはまさかの後方の位置からでした。直線は進路が開かず5着に終わりました。いつもの競馬がまったくできませんでした。
自分の予想下手にはつくづく嫌になります。
もう永遠に的中馬券を手にできないのではと思ってしまいます。
余談を一つ。
私の仲間N氏の安田記念の馬券の話です。
サトノアラジン→ロゴタイプ→グレーターロンドン(クビ差4着)の3連単を300円。
3連複を200円持っていました。5着のエアスピネルも押さえていたのですが、3着のレッドファルクスは距離不向きとみて抜けました。
グレーターが3着なら140万円になるところでしたがスルリと逃げていきました。
ショックで寝込んだのは言うまでもありません。