さすが年度代表馬の貫禄でした。マルターズアポジーの大逃げにも慌てず騒がす、3番手から直線に入って先頭に立つと後続を寄せつけず記念すべき初代王者に輝きました。
キタサンブラックのための大阪杯のようでした。
歴史の節々のレースでは武豊です。実に絵になります。
やっぱしミッキーロケットは走ってくれませんでした。
ゲート離れは普通だったんですが、出足がもっさりでポジションが取れません。こうなると1枠だけにあきまへん。スタート練習はびっしり積んだということでインの好位置を取るという読みは早くも崩れてしまいました。
後方に置かれたままで全く見せ場はありませんでした。
昨年の神戸新聞杯で最強馬サトノダイヤモンドとクビ差というのが拠り所でしたが、甘い予想でした。
驚かされたのは2着に入ったステファノスです。後方からではなく、スタートから気合い十分に出して終始キタサンブラックをマークしての好走です。
皐月賞2着、ダービー優勝と手綱を取ったマカヒキに乗れなかった川田の執念を見たような気がします。直線の追い方も気迫にあふれていました。
マカヒキはもうダービー時の凄みのある末脚は戻ってこないのでは、、。4着が精一杯でした。
サトノクラウンは2000mは不向きというのがはっきりしました。これまでも実績がなく、デムーロをもってしても何ともなりませんでした。
3着のヤマカツエースは近走の有馬記念4着や金鯱賞の連続優勝など本格化が実証されました。
それにしてもお粗末な予想でした。
毎回反省点ばかりですが、今回も多々あります。
★スタート難のミッキーロケットを軸にした事。
★キタサンブラックを100%信頼しなかった事。
★前哨戦凡走から本番好走パターンを知っていながらステファノスを軽視した事。
★ヤマカツエースの人気化に懐疑的だった事。
★サトノクラウン、マカヒキに乗り気はなかったのに評価を下げれなかった事。
レースが終わってからは本当に自分の見誤りが浮き彫りになります。
次は桜満開の桜花賞です。
2017年収支
購入金額 126,000円
払い戻し 88,240円