まさしくG1 級の伸び脚でした。直線、ルージユの少し前方の位置から同じように差してきたアンビシャスを力でねじ伏せ重賞2連勝を果たしました。
毎日王冠を牝馬が制したのは93年のシンコウラブリイ以来23年ぶりだそうです。シンコウラブリイ懐かしいですね。スピードに優れた名牝でした。
ルージユはこれで牡馬混合戦は6戦5勝(新馬、500万、きさらぎ賞、エプソムC.毎日王冠)、牝馬限定レースで5戦未勝利なのがウソみたいな今日の強さでした。
戸崎騎手はルージユを完全に手の内に入れている騎乗ぶりで、直線を向くまでは後方でじっくりタメていました。スパートのタイミングといい、末脚の切れといい、人馬一体となった申し分のないレースでしたね。
レース後、戸崎騎手は「ずっと乗せていただいている馬なので、G1 タイトルをぜひ取りたい」と話していたということです。
当方の馬券の方は、ルージユを信じて3連複と3連単を買いましたが、大ハズレの結果となりました。
ハズれるのはいつものことですが、勝ち馬が狙い通りなのに不的中なのは悔しいものです。
敗因は2つ、2着のアンビシャスを押さえ程度に見立てたこと。もう一つはヒストリアルは全く考えもしなかったことです。
これじゃあ仕方がないという予想でした。
波乱を呼んだのは例のヨコテンさんの後方ポツンひとり旅です。私もこれまで何度も泣かされてきた彼の戦法ですが、きょうはこれが見事にはまりました。
3日間開催の明日は京都大賞典、それに南部杯もあるんですね。
どっちかひとつは当たらないかな、、