馬の前に、馬

馬券下手が競馬をすれば、いかに負けるかを実証

新潟記念 逃げ不利?でも昨年の激走が忘れられない マイネルミラノはこの夏パワーが増したような気が・・

 先週は若手騎手の初重賞勝ちに期待したら、調教師の初重賞制覇でした。こんな具合で相変わらずヘタを打ってばかりです。

 新潟記念です。今年も波乱となるのでしょうか。毎年のように凄まじい配当のオンパレードです。
 何しろこの10年間で、3連単10万円超が実に9回にのぼります。
 1番人気の勝利は1度しかありません。
 こんなデータがあると、自分が肩入れする馬は1番人気にはなって欲しくないですよね。
 
 前日の夜の時点で、単勝オッズが5倍を切る馬はいません。上位は拮抗しています。
 騎手の勢い込みでアルバートドックが1番人気に落ち着くと思いますが。

 今回はマイネルミラノを軸にします。
 どちらかというと、好みの脚質ではありませんでした。
 重賞でそこそこ人気を背負って、直線バッタリを何度も見せられました。

 3走前までは、直線で後退のレースが続いていました。おやっと思ったのが、今年6月のエプソムC でした。G1 級のルージュバックには離されたものの、フルーキーとはクビ差負けの3着に善戦しました。いつもに比べて粘りが増していたように思えました。もちろんペースが向いたという見方も承知していますが。

 そして前走の函館記念は丹内騎手で逃げて完勝、初重賞勝ちを果たしました。
 以前のマイネルミラノのイメージが変わるような逞しさを感じました。もしかしたら6歳の夏になって、本格化を迎えたのかなあと思ったりもします。
 まあ素人の私の甘い見立てなので、恐らく間違っているのでしょうかね。

 それから強調したいのは、昨年の新潟記念です。
 格別の走りでした。
 最後はデムーロ騎手のパッションダンスの鬼脚にクビ差交わされましたが、直線半ばでは圧勝すると思うほどの激走でした。

 今の新潟で逃げは決まりにくく、ハンデの57,5キロを克服するのは相当大変です。
 この10年、58キロ以上での勝ち馬は出ていません。ウ~ン57,5は微妙です。

 今回、乘り役の柴田大騎手は土曜の札幌2歳S地方馬で逃げきりました。2日連続の重賞勝ちにチャレンジしてもらいたいです。

 荒れる新潟記念です。
 マイネルミラノから人気薄を期待して、総流しもあり?かな。

 さて、どうなりますやら。
 日曜は新潟の直線がひときわ長く感じそうです。