馬の前に、馬

馬券下手が競馬をすれば、いかに負けるかを実証

ダービー  あらぬ仮説(妄想)も、、データ的には起こりそうにはない?・・が

 ダービーが迫りました。
 オーナーも騎手も厩舎スタッフも競馬記者も、そして我々競馬ファンにとっても、東京優駿は特別なレースです。
 2013年生まれのサラブレット約7000頭の頂点、栄冠はどの馬が手にするのでしょうか。
 今年はかつてないほどのハイレベル戦です。強力馬が全頭揃ってダービーに無事出走となりそうです。

 皐月賞はサトノダイヤモンド、リオンディーズ、マカヒキの3強決戦とうたわれました。
 しかし優勝したのは8番人気のディーマジェスティでした。
 僕もディープの子だと言わんばかりの追い込みで、大外からすっ飛んで来ました。


 今回のダービーはディーマジェスティが加わって4強になりましたね。スポーツ紙の競馬面でも、ネットでも、4強の話題で持ちきりです。

 そこで今回、ある仮説を立ててみました。
 ダービーの優勝馬も4強以外から誕生すると、、。
 まあ穴党の妄想と思ってください。

 この仮説ならどの馬が第2のディーマジェスティになるのでしょうか。
 候補としては、毎日杯京都新聞杯と怒濤の差しで重賞連勝中のスマートオーディン
 青葉賞の勝ち馬で実質"4連勝"中のヴァンキッシュラン、この馬もディープ産駒です。
 昨年末まではNo 1と云われたエアスピネル、鞍上はダービー5勝を誇ります。
 もう1頭なら距離の適性はどうかも、新潟2歳S の覇者でNHK マイル2着のロードクエストあたりでしょうか。

 そこで21世紀になってからの15年間のデータを確認してみました。
 優勝馬の人気がどうだったかを記します。

 1番人気  10頭
 2番人気  1頭
 3番人気  3頭

 7番人気  1頭

 ダービーは1番人気が圧倒的に強いということを改めて知らされました。

 参考・・1番人気での優勝
ジャングルポケット(01) タニノギムレット(02)
ネオユニヴァース(03) キングカメハメハ(04)
ディープインパクト(05) メイショウサムソン(06)
ディープスカイ(08) オルフェーヴル(11)
キズナ(13) ドゥラメンテ(15)
2番人気での優勝
 ロジユニヴァース(09)
3番人気での優勝
 ウオッカ(牝07) ディーププリランテ(12)
ワンアンドオンリー(14)

7番人気での優勝
 エイシンフラッシュ(10)


15頭のうち3番人気までの優勝が14頭を占めます。
 伏兵の優勝はわずか1頭です。
 エイシンフラッシュが7番人気というのはその後の活躍を思うと信じられませんが。

 上位人気馬以外が1着になったのは、過去15回でたった1回だけ、確率は6,666%です。
 データ的には今回、私の妄想、仮説はほぼ起きなさそうです。

 ただストーリーとしては、皐月賞が3強以外なら
 ダービーも4強以外から、というのは全く無い話でもない気もしています。

 今年のダービー、少しは4強以外の馬にも目を向けたいと思っています。
 どの馬にしようかな、、。