馬の前に、馬

馬券下手が競馬をすれば、いかに負けるかを実証

東京新聞杯は熱く応援します。  お手馬テイエムタイホー頑張れと  頼むぞ!戸崎騎手

 私が一番長く付き合っているテイエムタイホーのことを書きます。
 
 この馬の馬券を最初に買ったのは2013年3月2日、小倉の500万下八代特別、芝1200m です。
 テイエムタイホーは先行しての差しきり勝ちでした。
 その前のレースで15番人気の2着という成績になぜか惹かれました。
 12着、12着、11着、10着、16着からの変わり身でした。へぇーこの馬に何が起きたのか、競走馬って突然走りだすのだと興味を持ったからです。

 上記の八代特別以降、26戦ずっとテイエムタイホーを買い続けています。
テイエムタイホーの事は俺に聞け!」というぐらい知っているつもりです。

 この馬は過去40戦で1着が7回、2着が6回もある代わり、2桁着順も14回もあるのですよ。
 典型的なムラ馬と言っていいでしょう。
 まあ、そこが魅力でもあるのですが。

 以前はほとんど1200m専門で、スピードにまかせた先行力が売りでした。
 個人的にこの馬が力を付けたなあと感じたのは昨年の2月の斑鳩S 芝1400m でした。
 先行せずに6、7番手を進んで直線でいったん先頭に躍り出る差し脚を見せました。結局後ろから来た馬に差されて2着でした。勝ち馬は先週シルクロードS で初重賞を飾ったダンスディレクターでした。このレースで脚質に幅が出たと思っています。
 その後はハナを切ったり、好位差しでサトノアラジンやサトノルパンなどの強い馬たちを下して来ました。
 重賞でもとこちらも少し欲が芽生えました。

 しかしながら重賞となると先行してバッタリのレースの繰返しでした。

 昨年は重賞に3回挑戦してマイラーズC17着、スワンS 9着、阪神C16着でした。厚い壁に阻まれたというより全く歯が立たない結果でした。

 テイエムタイホーと言えば松田騎手だったのですが、前走の京都金杯芝1600mでは浜中騎手が手綱をとりました。
 13番人気と低評価でしたが直線では5番手から鋭い脚で勝ち馬に迫って2着となりました。
 勝ったウインプリメーラに比べて4キロ重いハンデだっただけに価値があります。
 重賞レースで初めて競馬らしい競馬が出来ました。
 いつしか距離も1600m もこなすようになりました。

 さて本日の東京新聞杯、芝1600m は戸崎騎手に乗り替わります。
 どんな競馬をしてくれるのか。
 熱く期待しています。
 13時現在で8番人気、単勝のオッズは13,4倍となっています。
 昨日の東京の芝レースを見ていると内目の枠ばかりで決まっているので、大外枠を引いたのは少し残念です。左回りの芝経験も1度だけというのも心配で、長い直線の東京競馬場でどうかなあと正直思いますが、そこは昨年のリーディング戸崎騎手の腕で克服してもらいたいものです。

 テイエムタイホーも7歳になりました。
 重賞獲りのチャンスも今年がラストイヤーかもしれません。
 頑張れ!テイエムタイホー。
 頼みます!戸崎騎手。