馬の前に、馬

馬券下手が競馬をすれば、いかに負けるかを実証

シンザン記念 後のスター候補生を探そう

 東西の金杯で2016年がスタートしました。
 運試しはいかがでしたでしょうか。
 こちらは両金杯とも、狙った馬券はいつものように外しました。その代わり、2年に渡って毎回買っているテイエムタイホーに救われました。13番人気ながら2着に来てくれました。

 日曜は京都競馬場シンザン記念が行われます。
 馬名が付いた唯一の重賞レースです。
 それぐらいシンザンは偉大な馬なんですね。

 シンザンはご承知の通り、東京オリンピックの年、1964年に戦後初の三冠馬となり、翌年には宝塚記念天皇賞秋、有馬記念も勝ちました。
 父ヒンドスタン 母ハヤノボリ
 通算成績は19戦15勝 2着4回
 今で言う G1 レースは6走して全て1着でした。
 直線の豪脚は「ナタの切れ味」と形容されました。
 
 シンザンが走っていた頃は、競馬に対するメディアの扱いは今みたいに大きくなく、後のハイセイコーディープインパクトのような騒がれ方ではなかったそうです。
 シンザンが偉大なホースと一般に認知されたのは引退後の事だと聞きました。
 シンボリルドルフ以前は、史上最強馬と言えばシンザンを指していました。
 シンザンのことを書いていたらまだまだ長くなりそうなので、この辺にしておきます。

 さてシンザン記念、ひと頃はクラシックにはあまり直結するレースではありませんでしたが、近年は後の凄い馬が参戦しています。

 2007年2着ダイワスカーレット、2011年2着オルフェーヴル、2012年1着のジェンティルドンナと歴史的名馬がこのレースを使っています。この他にも11年の3着マルセリーナ桜花賞、14年1着ミッキーアイルNHK マイルを制しています。

 今年のメンバーの中にも、後の大物が名を連ねているかも知れません。

 デビュー戦で朝日杯を圧勝したリオンディーズの2着したピースマインド、先行脚質で力量は相当なものと思われます
 武豊騎手の牝馬ラルク新馬戦で楽々逃げ切りました。ピースと同じくディープ産駒です。
 デムーロ騎手の牝馬ジュエラーの末脚も光っていました。ヴィクトワールピザ産駒初の重賞制覇の期待がかかります。
 ルメール騎手の関東馬アストラエンブレム、前走のサウジアラビアRC で差の無い3着と好走しました。

 メンバー18頭中、前走1着馬が10頭もいます。
 経験の浅い馬同士の比較が難しいところです。
  

 明日からの3日間開催をどう乗り切るか、
 ファンにとっては試練です。

 楽しみましょうと言いたいところですが、、、。