馬の前に、馬

馬券下手が競馬をすれば、いかに負けるかを実証

追い切りの評価

水曜、木曜は追い切りという調教の日ですね。
スポーツ紙や夕刊紙の競馬欄は、週末の注目レースに出走予定の馬たちの追い切りの様子で埋め尽くされています。私はこの調教記事が苦手です。苦手というよりよく分からないといったほうが適切かな。だって有力馬の評価を見ると〔豪快な動き〕〔唸るような手応え〕〔ピカピカの毛づや〕〔スピード感満点〕〔生涯最高の出来〕など誘い文句が並んでいて、どの馬も買いたくなるのです。プロ野球でも練習では惚れ惚れする珠を投げるのに試合ではポカスカ打たれるブルペンエース、相撲の世界でも稽古横綱と呼ばれる力士がいるそうです。競走馬でも調教は重賞級という馬がいますよね。私は調教の目利きなんて勿論ありませんが、ファンの中には記事を丹念に読んで金脈を堀り当てるようにお宝馬を探す名人がきっといらっしゃるのでしょうね。