今年の高松宮記念は馬場差、枠順差が大きく明暗を分けました。
私の本命モズスーパーフレアはなんと15着、スタートしてすっとハナに立つことができず、強引に前に出て行きましたが、4角を回ったところでもう余力はありませんでした。
逃げ馬が崩れる時は派手に負けるとは言え、馬場状態と枠順を考慮せずにこの馬を軸にしてしまいました。ましてや50歳武豊のG1制覇というロマンだけを求めるようではド下手の素人馬券の典型です。
直線に入ってからは1人気ダノンスマッシュが外から突き抜けると思いましたが、伸びあぐねました。
逃げたモズやラブカンプーが沈んだのに対し、真っ先にスタートを決めて前にいた4番セイウンコウセイだけは二枚腰で粘り、いったんは先頭に踊り出ます。そこを終始インで脚をを溜めていた3番ミスターメロディが内からセイウンを交わしました。3着にもさらに内から7番ショウナンアンセムが詰め寄りました。外差しは不発に終わりました。
3→4→7で決着
勝った福永の3番ミスターメロディについては上位人気7頭の中で、私の評価は一番低いものでした。見る目がないですね。単勝が780円と3人気ですから、中京の左回りは走ると支持したファンの目は確かでした。
2着の4番セイウンコウセイは一昨年このレースを制した時は私も本命にした馬です。ここ3走12着、14着、15着でもう終わった馬と見捨ててしまいました。
単勝オッズ108,0倍の12人気、高松宮記念馬にしては嫌われたものです。
3着7番ショウナンアンセムは単勝オッズが358,9倍のブービー17 人気。不要な馬の位置づけでした。これを買えた人は凄いとしか言いようがありません。
ただ前走のオーシャンSは16頭立ての5着と踏ん張っていたのですね。
ダノンスマッシュは4着だっただけに、3着に来てくれたら的中と地団駄を踏んだ人は相当数いたでしょう。私の場合、モズスーパーフレアは15着ですから悔しさは全く残っていないのが救いと思うことにしました。
馬連が30,530円、枠連33,310円
3連複870,740円、3連単4,497,470円
目も眩む配当です。どうすればこんな高額配当にありつけるのでしょうかね。
ミスターメロディ本命なら3番から馬連総流しで200円17点なら6万か。馬単200円なら10万弱。
枠連で500円総流しなら16万6000円。
せいぜいこのぐらいかなあ。
今回はダノンスマッシュが13番、モズスーパーフレアが15番、ロジクライが12番と外枠に入りました。
内有利な馬場を考えて、内の馬で勝負できたらどうでしょうか。
4枠までの8頭、3連単は資金的に無理として
3連複8頭BOXで56点、100円で87万円。
ワイドBOXなら28点
100円でも12万6000円ほどか。
あるいはミスターメロディ軸で内の7頭を絡めたら点数は抑えられるかなど、終わった後ならいろいろ考えられます、、、
メディアの予想は出走馬個々の分析と各馬の比較に重点が置かれています。
どうしてもレース当日の馬場差を補正できません。このあたりが事前予想の弱点だというのが今年の高松宮記念で浮き彫りになった気がします。
それにしても、自分の予想行為そのものが空しく感じた今年の高松宮記念でした。