いよいよ1年を締めくくるグランプリがやって来ました。
有馬記念が特別なレースに感じるのはラストの大一番だけでなく、ファンの心を揺さぶった名馬たちがこのレースを最後にターフを去るからだと思っています。
有馬記念には華やかさと同時に哀愁がつきまといます。
昨年のキタサンブラックをはじめディープインパクトやオルフェーヴル、ダイワスカーレットらは全盛期のまま圧倒的な強さで別れを告げました。
またオグリキャップやトウカイテイオーらは最後に奇跡的な復活劇を演じました。
「あなたにとって思い出の有馬記念は?」
レースの内容だけでなく、ファンの世代によっても人それぞれのようです。
会心の馬券、或いは悔しくて泣いた思い出もあるでしょう。
私にとって1番の思い出の有馬記念は1987年ですね。
まだ馬券も単勝、複勝と枠連しかない時代で、万馬券なんて夢の夢の時代でした。
1着メジロデュレン、2着ユーワジェームス 枠連4−4で1万6,300円でした。
馬名は忘れていても、オールドファンの中にはあの時の4−4の万馬券のことを憶えておられる方は多いでしょう。
古い話ですが、馬券下手の私があの万馬券をまぐれで的中したのです。
当たったことはもちろん嬉しい思い出なんですが、あの日は前の日から徹夜で作業をしていて職場で仕事の合間に観戦しました。
有馬記念が来るたびに、あの頃の自分の置かれていた状況が蘇ります。
あれ以来、まともに的中した記憶がないのです。
そろそろ当たって欲しいなあ、、。
今年はルメールのレイデオロが断然の主役になっています。
レイデオロには一目置くとして、夢を託したいのは唯一の3歳馬のブラストワンピースとレイデオロと同世代の4歳ミッキースワローです。
ブラストワンピースはクラシックで人気になりながら勝負どころでスムーズさを欠いて、掲示板には来るものの馬券にはなっていません。鞍上の池添も相当悔しい思いをしているようです。力はある馬です。
ミッキースワローはセントライト記念以来勝利はありませんが、秘めたる切れ味はG1でも通用すると思っています。この馬の場合のポイントは位置取りに尽きます。ジャパンカップでは最速の上がりで5着と復活の兆しを見せました。横山典がどう乗るかにかかっています。ポツン後方だけは勘弁して、、。
あと秋のG1で先行に脚質転換して好走を続けているキセキをどう扱うか、馬券の種類や組み合わせなどはオッズを参考にひと晩考えてみます。
2018年収支
購入金額458,300円
払い戻し420,500円
2017年収支
購入金額506,100円
払い戻し323,430円