エアスピネルの単勝とサングレーザーとの馬連、ワイド一本で勝負したマイルチャンピオンシップでしたが、こちらの夢を打ち砕いたのはやっぱりあの男でした!
ムーアのエアスピネルが早々と抜け出しサングレーザーが追いかけます。直線半ば過ぎで「出来た!」と思った瞬間にペルシアンナイトが2頭の間を割って伸びてきます。ミルコ・デムーロです。
あろうことか、エアスピネルをハナ差とらえていました。
絶対不利の18番枠なんですよ。今のデムーロには表現する言葉も見つかりません。
人が走る陸上競技と違って走るのは馬なのに、まるでデムーロが走っているようです。
さてジャパンカップ3億円の戦いです。
圧倒的な人気と実力を誇るキタサンブラックに今年のダービー馬レイデオロが挑む図式となっています。オッズを見ても、前夜の段階で単勝オッズはキタサンブラックが2,4倍前後、レイデオロが3,4倍前後と大きく支持されています。これに続くのがサトノクラウンで5倍ちょっととなっています。
現役最強馬でもう歴史的名馬に到達したキタサンブラックを今回どう見るかなんですよね。
強い馬に対しては重箱の隅をつつくように弱点を捜したくなるのです。
今春の宝塚記念の惨敗の時は燃え尽き症候群などど言われました。秋の天皇賞では改めて底力を示しましたが、あの不良馬場の激走で相当疲れは残っているのではないでしょうか。スタートで出遅れた点も少々気になります。
勝負事には流れというものがあります。
天皇賞(秋)では"神騎乗"とまで評された武豊でしたが、調教中の落馬の影響でエアスピネルの降板、またプライベートでも写真誌報道で騒がれました。
これらの事案は予想するうえで少なからず引っかかります。
それでも今回も内枠の絶好枠を引くなど運の強さも感じます。武豊も土曜の京都2歳Sでは絶妙のさばきで勝利しました。
流れを引き寄せてきているようです。
キタサンが優勝して競馬場が最高に盛り上がる光景は見たいし、馬券とは別として。
流れで言えばここに来ての3歳馬の台頭です。
モズカッチャン、ペルシアンナイトとこれもM・デムーロの手腕なんですが、ジャパンカップもこの勢いに乗る手はありますね。
レイデオロは有力馬の中で唯一キタサンとの勝負付けがまだの馬です。
キセキを置き去りにした神戸新聞杯のレースぶりが今回に期待を抱かせます。斤量やローテーションも有利にうつります。デムーロにあおられ気味なのでルメールも勝ちに拘るでしょう。
もう一頭のソウルスターリングは秋の2戦を見て古馬の牡馬相手では荷が重いようで、3日ほど前までは消しと考えていましたが、急に気になりだしました。
こちらはC・デムーロが手綱を取ります。ダービーを大幅に上回る時計で完勝したオークスと同じ舞台設定です。馬が覚えているかも知れません。
ポジションさえ取れれば末は切れます。
馬券的には藤沢和厩舎の3歳馬2頭を頭に
キタサンブラックとM・デムーロのサトノクラウン、ボウマンのシュヴァルグランを絡めた3連単にします。
3連単フォーメーション
2 , 8 〜 2 , 8 , 1 , 4 , 12 〜 2 , 8 , 1 , 4 , 12
300円✕24点 = 7,200円
2017年収支
購入金額437,600円
払い戻し311,430円
2ヶ月ぶりに払い戻しがありました。