キタサンブラックとサトノダイヤモンドか再び激突、興味の尽きない今年の天皇賞(春)です。
2強決戦と言うことで再三引き合いに出されているのが25年前のメジロマックイーン対トウカイテイオーの天皇賞(春)です。
当時の盛り上がりは今回の比ではなく世紀の対決と形容されました。
実際あの時の胸の高鳴りはもう二度と経験できないと思っています。
東西を代表するジョッキーの対決でもありました。
トウカイテイオーの岡部幸雄騎手が「地の果てまで駆ける」と言えば、メジロマックイーンの武豊騎手も「天まで駆けのぼる」と双方が究極のコメントをしていたのを憶えています。
人気はトウカイテイオーが単勝1,5倍、メジロマックイーンは2,2倍とこの2頭に票が集中しました。
長距離では敵無しの実績を残しているマックイーンに対して長距離を走ったことのないテイオーの方が人気が上回ったのは7戦無敗というのが大きかったと思います。それに1歳若く、また父が3冠馬のシンボリルドルフだったこともあったのでしょう。
しかしレースではマックイーンが圧勝、テイオーは5着に沈みました。
両雄ならび立たずの格言が生きた結果となりました。
果たして25年後の今年は・・
有馬記念ではサトノダイヤモンドがクビ差でキタサンブラックを差し切りました。
ただブラックが57キロに対してダイヤモンドは 55キロだったことを考慮すれば両者の力の差はなかったとみていいのではないでしょうか。
今回、人気の方は前夜遅くの時点でルメールのサトノダイヤモンドが2,3倍、武豊のキタサンブラックが2,6倍となっています。
2頭の比較ではプロの方々が展開、脚質、コース形態、枠順などいろんなファクターから詳細に分析されています。
不安点をあげるならダイヤモンドは大外枠を引いたこと、ブラックは大阪杯が2千mで余りにも強い競馬をし過ぎたことと思っています。
2強以外で気になる馬も触れておきます。ユニークな馬名のシャケトラ。日経賞で初重賞勝利、デビューして1年も経っていなくてまだ6戦のキャリアながら3番人気に推されています。
やや過剰人気になっている気がしますが、サトノダイヤモンドの池江師がその能力をかなり警戒しているように伸びしろの大きさは計り知れないものを感じます。
シュヴァルグランは昨年の3着馬、前走の阪神大賞典ではダイヤモンドにコンマ2秒差とまずまずの走りを見せました。
何よりオーナーがあの佐々木主浩氏ですから。
そしてもう1頭不気味なのがアルバートです。
昨年は6着でしたが、近走でもステイヤーズS、ダイヤモンドSと長ければ長いほど無類の強さを発揮します。一昨年のフェイムゲームのように直線飛んでくるかも知れません。
ゴールドアクターやディーマジェスティ、レインボーラインは今回は苦しいと見ました。
本当はこういうレースは馬券を離れてじっくり観戦するのがいいのでしょうね。
今年のベストレースになって欲しいと願っています。
歴史的な天皇賞をメジロマックイーンで制した武豊が 25年後の今年もこの舞台に立つことに感慨深いものがあります。心情的にはキタサンブラックなのですが、、。
馬券を離れてと書きましたが、やっぱり馬券は買わずにおれません。
お金持ちは2強に、庶民は両雄並び立たずに。
GWのお小遣いも欲しいしね。
馬券
馬単ボックス
1 , 3 , 6 , 7 , 15
300✕20点=6,000円
馬単ボックス
1 , 3 , 15
300円✕6点=1,800円
合計7,800円
2強で決まれば大トリガミも観戦料でいいとしましょう。
2017年収支
購入金額 151,500円
払い戻し 88,240円