馬の前に、馬

馬券下手が競馬をすれば、いかに負けるかを実証

ダービー 人気急降下のエアスピネル 元祖クラシック候補は僕だった・・

 4強による最強決戦となるのでしょうか。
 とてつもない馬たちが揃ったダービーです。

 皐月賞は8番人気で単勝オッズが30,9倍だったディーマジェスティが前日土曜日の夕方時点で3,0倍の1番人気。2歳NO 1を決める朝日杯で1,5倍のエアスピネルが18,5倍もつけています。
 馬券を買う側はどうしても結果を追いかけるため、支持も大きく上下します。

 皐月賞はサトノダイヤモンドを軸にしましたが、今回は強力なセールポイントを持つ馬が多くて軸馬選びに右往左往しました。
 
 今年のダービーは最も妙味のありそうな馬を狙います。
 人気急降下中のエアスピネルを応援することにしました。
 豊さん、どうか3着以内に持って来て!。

 昨年12月まではエアスピネルが世代一番、クラシック候補の呼び声が高かったものです。
 デビュー戦から鞍上の意のままにすっと好位置につけて、直線で難なく差す、完成度の高さがうかがえました。
 デイリー杯も楽勝して3戦目の朝日杯フューチュリティS では圧倒的な人気を集めました。
 しかしレースでは、リオンディーズの豪脚の前に屈しました。切れ脚の違いがはっきり示されました。

 そして弥生賞では、マカヒキとリオンディーズに全く歯が立ちませんでした。
 レース後、武豊騎手も「普通なら勝てる内容だったが、2頭が強すぎた」と力の差を認識するコメントを発しています。
 
 エアスピネルという馬に対する印象としては、レースぶりは正攻法で見せ場はあるが、スパッとした切れが不足している。まとまってはいるが強烈な個性に欠けている、とこんな感じでしょうか。

 正直私も上位6頭に比べるとスケールの点で足らないとは思っています。
 ただ皐月賞のレースぶりは悪くなかったとみています。
 繰り上がりの4着とは言え、リオンディーズに次いで強風のもと厳しいレースをしたのがエアスピネルだったのではないでしょうか。その割りには大きく崩れていません。
 
 今回は他の有力馬に比べると、いいポジションで進めることができるでしょう。
 3枠5番は武豊騎手が初めてダービーを勝ったスペシャルウイークとあのディープインパクトと同じゼッケン番号です。
 有力馬たちが後ろで牽制し合うスキに、粘り込めないかと期待しています。
 そんなウマイこといくかなあ、、。

 もしエアスピネルが劇走すれば、皐月賞のディーマジェスティと同じように、馬券の盲点だったということになるでしょうね。

 エアスピネルについては多くの専門家は、成長力がなあ、、と言われるでしょうが。

 天皇賞にイスパーン賞制覇で武豊騎手のリズムもあがっています。
 今回は何より気楽な立場です。
 
 あたかも「武豊展~名馬と共に歩んだ30年~」が京都で開幕しました。
 タイミングはピタリです。

 心配なのは私の黒星街道が続いていることです。