春のクラシックが始まってから1ヶ月、まさかの競馬が続いています。
桜花賞ではテスコガビー級とまで称されたメジャーエンブレムが先行できずに4着、皐月賞では3強以外から勝ち馬、天皇賞では有馬記念馬のゴールドアクターがよもやの12着、またG2のマイラーズC では断トツ人気のフィエロも馬券になりませんでした。
極めつけはGW 期間に船橋で行われたかしわ記念の結果です。
ダート界の今の3強が揃って馬券からぶっ飛びました。
フェブラリーを制したモーニンが8着、ダートG1 連続2着のノンコノユメが4着、暮れの東京大賞典優勝のサウンドトゥルーが5着と信じられない崩れかたです。
こうなると、もはやどの馬を軸に考えていいのかさっぱり分からなくなりました。
毎週、毎週、外しまくっています。
さてNHK マイルです。
あの馬が出走するのですね。
オークスを捨ててまで勝ちに来たメジャーエンブレム。桜花賞同様に圧倒的な人気になっています。
今度こそルメール騎手が鬱憤を晴らしてくれるという期待の表れでしょうか。
ただメジャーエンブレムの人気が増せば増すほど、なぜか不安になってくるのです。やはり桜花賞ショックのせいでしょうか。
クイーンC のように真一文字にゴールする姿も思い浮かびますが、一方で直線半ばを過ぎて差されるシーンも頭をよぎります。
このところの1番人気馬の受難を見せられると、私にはメジャーエンブレムを軸には出来ないのです。
そんなことで今回は馬と騎手両方の期待を込めて戸崎騎手のイモータルを狙ってみます。
共同通信杯のディーマジェスティの2着も後押しになります。
ルメール、デムーロの二人の騎手と互角に勝ち星を量産する戸崎騎手、この春シーズンでG1 を獲るためにも今回はチャンスです。
メジャーエンブレムの出走で俄然面白くなった今年のNHKマイル、ロードクエストも皐月賞を経て参戦してきました。連勝中の有力馬にNZトロフィー組など、目移りするメンバーとなりました。
長い府中の直線はどんな光景になるのかな。