呆れるほどの強さでした。
メジャーエンブレム。
父ダイワメジャー 母キャッチータイトル
母父オペラハウス
テンよし、中よし、終いよし。
もっと言うなら
テン(いち)、中(いち)、終い(いち)とでも。
かつてのテスコガビーの再来のようでした。
ゲートが開いたと思ったら1馬身飛び出たほどのロケットスタートでした。
道中は楽々と逃げているように見えました。でも速いラップが刻まれているのですね。
3頭が必死に追いかけます。
直線に入って一気にスパートすると、どんどん差がひろがって2着馬に5馬身差をつけてゴールしました。 追いかけた3頭の着順は16着、9着、13着、いかにメジャーのスピードが凄まじかったのかを物語っています。
タイムは1分32秒5、レースレコードを何と1秒5も縮めたと聞いてびっくりです。
昨年暮れの阪神JF に続いての重賞制覇となりました。
ルメール騎手も「強かった。桜花賞も大丈夫」と話していました。ルメール騎手は牡馬ではサトノダイヤモンドの手綱をとるので、クラシックではタイトルを量産する勢いですね。
クイーンカップでは11年ホエールキャプチャ、
12年ヴィルシーナと勝ち馬が後のG1 馬になっています。また昨年の2着馬のミッキークイーンはオークス、秋華賞の2冠に輝いています。
メジャーエンブレムもまずは桜花賞獲りへ向けて大きく前進しましたね。
さてこの日、注目のバンドワゴンが2年ぶりにターフに戻って来ました。
京都競馬場の最終レースの1000万下ダート1800m でしたが、スタートであおってしまいました。
そして最後までスピードに乗ることが出来ずに10着という厳しい結果でした。
メジャーエンブレムのこの日の強さはファンの目に焼き付いたことでしょう。
4月桜満開の阪神競馬場、存分にスピードに酔いしれてみたいと思います。
どうか、けがなく無事に。