直線のかたまりの中から黒い帽子とゼッケン4番を確認した時、何が起きたのか目が点になって声も出ませんでした。 しーん。
チャンピオンズカップは12番人気の6歳牝馬サンビスタが優勝、初めて牝馬がこのレースを制しました。(前身のジャパンカップダートを含む)
2着はノンコノユメ、3着はサウンドトゥルーでした。1番人気のコパノリッキーは7着、2番人気のホッコータルマエは5着に沈みました。
サンビスタの1着をいつたいどう捉えたらいいのか、整理できません。
レースまでにあれやこれや何度も検討しました。
どう頭をひねってもサンビスタは引っ掛かりませんでした。
レースが終わってから出馬表を見ても、私の予想力では全く買えるヒントさえ浮かんで来ません。
昨年の4着と言っても、今年は地方の牝馬のレースでもとりこぼしが目立っており、前走では牝馬のホワイトフーガに1秒1もちぎられていました。
去年よりは少し衰えていると見て、デムーロでも全く眼中にありませんでした。
驚いたのはサンビスタの実に堂々としたレースぶりです。
今回はペースに恵まれたとか、有力馬に不利が重なったとかではなく、一瞬にして馬群を割って突き放した時には、こんなに強い馬だったのかと唖然としました。
着差も1馬身半差をつける圧勝と来たもんですから見上げたもんです。
かつての有馬記念の時の「あっと驚くダイユウサク」のような感覚でした。
改めて競馬はどの馬にもチャンスありと言うことを思い知らされました。
今回、サンビスタを買った人、そして的中された方は心底凄いと敬服しています。
それにしてもサンビスタとは、、、。