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馬の前に、馬

馬券下手が競馬をすれば、いかに負けるかを実証

エリザベス女王杯  ラキシスVS ヌーヴォ   ルージュ、スピーチらも虎視眈々

 何十年も馬券を買って負け続けている中で、ごくたまに思いもよらない幸運に遭遇する事もあります。
 私の場合、今までに配当金で言えば2度ごっつい馬券を的中できました。
 一つは2008年のゴールデンホイップT の三連単
です。三連単の購入者が目標とする配当金です。
 もう一つがこのエリザベス女王杯単勝馬券です。古いファンの方なら、ピンと来られたと思います。
 まだ単勝複勝枠連しかない時代の平成元年、現在の三歳馬だけで施行されていたエリザベス女王杯です。そう、優勝したのがサンドピアリスです。
 20頭立ての最低20番人気で、単勝の配当が
43,060円もつきました。
 直線で外から豪快に差しきった時、関西テレビの杉本アナが「しかしびっくりだ!サンドピアリスに間違いない」と思わず発した大波乱のレースです。
 この単勝の配当は、今でもG1 史上最高の配当です。 ゴールした瞬間は、何と表現したらいいのか
我を忘れて興奮したものです。
 鞍上は19歳の岸滋彦騎手でした。
 父は日本中を沸かせたあのハイセイコー
 母はダートで活躍したイエンライト
 私は母のイエンライトが大好きで、デビュー以来サンドピアリスを追いかけていました。
 馬名からもわかるように、エリザベスの前まではダートしか実績はありませんでした。
 だから、まさかの優勝には違いないのですが、この馬は京都の2400メートル「当時は2400m で施行」
の舞台は得意で、後にも同じ距離の京都大賞典や引退レースの京都記念でも、牡馬の強豪相手にそれぞれ3着、2着と堂々と渡り合っているのですよ。

 私と言えば、滅多にない的中で気が大きくなり、毎晩のように食べ歩きをしたのが昨日のように思い出されます。
 というわけで、エリザベス女王杯は毎年、サンドピアリスという馬が浮かんては熱くなります。
 
 さて今年はオークス秋華賞の2冠馬ミッキークイーン、天皇賞でも好勝負を演じたショウナンパンドラは出ないものの、各世代の強力メンバーが揃いました。
 何と言っても最大の見どころは昨年の1着馬ラキシスと2着ヌーヴォレコルトの再戦でしょう。
 昨年は、ほぼ完璧なレースをした一番人気のヌーヴォを、狙いすましたようにゴール寸前でラキシスがクビ差交わしました。
 今回も一番人気はヌーヴォになりそうです。
 ヌーヴォが今年、一番強い競馬を見せたのは3月の中山記念です。ロゴタイプイスラボニータの牡馬のG1 馬に完勝しています。ヌーヴォの売りは中距離における安定感です。3歳の時からこれはずば抜けた特性です。反面、オールカマーでショウナンパンドラに差されたように、何かに足元をすくわれるケースが目立ちます。不思議なことにヌーヴォは一番人気の重賞勝ちがありません。今回は岩田騎手も昨年の雪辱に燃えているでしょう。

 ラキシスは今年4月の大阪杯で、キズナを寄せつけない強い競馬をしました。
 ただその後の3戦が馬券圏内を外すなど、直線でラキシスらしい弾け方が影をひそめています。
 今回の注目は鞍上に世界のムーア騎手を迎えたことです。名手がラキシスを連覇に導けるのか、レースもぐっと盛り上ります。

 2キロの斤量差のある3歳馬も強力です。
 ルージュバックはきさらぎ賞を圧勝した春先は3歳牝馬No 1と評された馬です。桜花賞で大敗したものの、オークスでは2着と巻き返しました。オークスからの直行ですが、十分通用する素質の持ち主です。

 タッチングスピーチはローズS でミッキーを倒した夏の上がり馬です。秋華賞では内回りが合わずに凡走しましたが、外回りに替わってローズの再現も狙えます。JRA 所属後まだG1 勝ちのないルメール騎手も、チャンスありと手応えを感じているようです。

 クイーンズリングは秋華賞で新たな一面を見せてくれました。ミッキーにクビ差まで迫った切れのある脚はここでも怖い1頭です。

 
 6歳のフーラブライトは豊富な経験を誇り、この京都の距離は得意としています。一発あるかも知れません。
 ディープインパクト産駒のマリアライト、スマートレイアーも展開次第では、食い込み可能に思えます。
 その他にも3連勝でオープン入りした馬も2頭います。

 いつものことながら迷いますね。

 これからじっくり考えて決断したいと思っています。G1 の舞台はこの週末から再び京都です。
 紅葉も始まりました。燃え盛るレースで盛り上りましょう。そのためにも的中を、、。