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馬の前に、馬

馬券下手が競馬をすれば、いかに負けるかを実証

キタサンブラック優勝 サブちゃん悲願のG1 高らかに「まつり」熱唱

 ♪祭りだ 祭りだ 祭りだ キタサン祭り
 これが競馬の祭りだよ

 ウイナーズサークルでファンを前に、北島サブちゃんの歌声が響き渡りました。北島三郎オーナーが悲願のG1 制覇を果たしました。それも伝統と格式のあるクラシック、菊花賞の栄冠です。

 わが馬券は外れたのに、こんなに楽しく、嬉しい気持ちになったのは初めての経験でした。
 優勝すれば「まつり」を歌うと公言されていましたが、本当に実現するとは、、、。
 ドラマを見ているかのようです。
 今年の菊花賞は競馬という枠を超えた「ニュース」となり、レース直後から「北島三郎の馬が菊花賞V 」の速報や話題がネットにあふれました。

 キタサンブラックは内枠を生かした"味"な競馬をしました。いつもより少し後ろの5番手ぐらいのポジションで進みました。道中、出入りの激しい局面でも内でじっとスタミナを温存し、直線では内からスルスルと抜け出してリアファルを交わし、リアルスティールの追撃をしのぎました。
 北村宏騎手も「慌てずに運ぼうと思っていた。馬が我慢してくれたので、力を残して直線に向くことが出来た」と満面の笑顔で語っていました。
 血統背景から長距離に対する不安をはね返す好騎乗が光りました。
 セントライト記念の優勝馬が菊花賞を制覇したのは1984年のシンボリルドルフ以来、31年ぶりだそうです。これも知らされて驚きました。
 そういえば、キタサンブラックは関西馬なのにデビュー以来ずっと関東で走っていて、7戦目の菊花賞が関西での初見参だったんですね。
 強いキタサンブラックの雄姿が淀のターフに輝きました。
 
 一番人気で3着のリアファルはやはり17番枠が少なからず影響したのでしょうか。折り合いにも苦労していたように見えました。それでも直線ではいったん先頭に立って、ゴール前まで粘る底力は示したと思います。

 2着のリアルスティールもさすがでした。
 今回は苦戦すると私は予想していましたが、
春からクラシック戦線の主力を張った1級の脚力を再認識させられました。

 今回の菊花賞は、キタサンブラックと北島サブちゃんというセットで語り継がれる歴史的なレースになりました。
 祭りだ 祭りだ キタサン祭り