秋華賞は終わってみれば、1番人気でオークス馬のミッキークイーンの強さが際立ちました。
2番人気タッチングスピーチは6着、3番人気レッツゴードンキはブービーの17着、4番人気トーセンビクトリーは8着と人気を集めた4頭はミッキーを除いては総崩れでした。
往々にして、人気と結果が伴わないのが競馬です。そこが競馬の難しさであり、面白みでもあります。
ミッキークイーンは出遅れ癖が心配されましたが、大外枠からすっとスタートが切れて、いつもより前のポジションが取れたことが2冠制覇につながったと思います。
オークスの時もそうでしたが、ミッキーは一瞬にして前の馬を交わすのではなく、じわじわ追いつめて差しきるというタイプで、勝負根性が並外れていますね。
私の狙ったマキシムドパリは3着、単勝とはいきませんでしたが、複勝と三連複に貢献してくれました。あのハイペースのなか、よくぞの粘りでした。
さて次は菊花賞です。
本来なら主役となるドゥラメンテの離脱で混戦のムードになっていますね。
連日のスポーツ新聞の紙面では、春はドゥラメンテに次いで2番手評価だったリアルスティール、神戸新聞杯を逃げ切ったリアファル、ダービー2着のサトノラーゼン、セントライト記念を完勝したキタサンブラックなどが注目を集めているようです。
私の場合、かつてのデルタブルースやスリーロールスのように、別の路線から這い上がって来た馬からダイヤモンドを探すのが楽しみだったのですが、今年はビビッとくる馬がいません。
上位人気になりそうな馬もそれぞれ不安点も抱えているようです。
馬券の軸は当日まで相当に悩みそうです。
消去法で軸馬を決めるのは避けたいので、何らかのセールスポイントを自分なりに見つけることが出来ればと思っています。
ところでG1 レースは滅法弱い私ですが、この菊花賞ではかつて天国に2度昇った経験をしました。
ひとつは2002年のヒシミラクルV 。
単勝と馬連、馬単が的中。
もうひとつは2008年のオウケンブルースリV 。
馬連と三連単が的中。
これまで地獄は何度も見ましたが、数少ない天国の世界でした。
どちらも京都競馬場で生で観戦しました。
ゴールの瞬間は夢の境地で、何度も馬券を確認したのを覚えています。あの時の興奮は今でも身体の中に熱い塊となって残っています。
今年もあの興奮をまた、、。
「最も強い馬が勝つ」と言われている菊花賞、
渾身の推理で強い馬に到達出来ればと、
今から力が入ります。
なにっ。力み過ぎだ って。