私の本拠地、京都競馬場も日曜日の秋華賞から秋のG1 シリーズの幕開けです。
秋華賞当日は、女性限定のサービス企画もあり、華やいだ空気に包まれます。
エリザベス女王杯が古馬にも開放され、新たに3歳牝馬(当時は4歳と表記)に秋華賞(芝2000m )として創設されたのが1996年です。ついこの前と思っていたら、今年でもう20回目ですか。競馬を軸に過ごしていると、月日の流れの速さに今さら驚かされます。
メジロドーベル、スティルインラブ、ダイワスカーレット、アパパネ、ジェンティルドンナなどの名牝が京都のターフを駆け抜けました。
秋華賞は過去19回で一番人気が5勝、二番人気が8勝と比較的堅く収まっています。
内回りのコースですが、後方からの差しもよく決まるレースです。
トライアルのローズS出走組が過去10年で7頭が1着になっており、本番でも強い傾向がはっきり出ています。昨年は初めて紫苑S 2着のショウナンパンドラが勝利しています。
データ的には上位人気馬中心で仕方ないと思われますが、1999年は12番人気ブゼンキャンドル、
2000年は10番人気ティコティコタック、2008年は
11番人気のブラックエンブレムが優勝する波乱もありました。
今年は浜中騎手のミッキークイーンが1番人気になりそうで、ルメール騎手のタッチングスピーチ、岩田騎手のレッツゴードンキあたりが上位の支持を集めると見られています。
恐らく波乱にはならない雰囲気ですが、人気馬にも弱点は見受けられます。
重箱の隅をつつくようですが、頭の隅には置いて検討したいと思っています。
🔻ミッキークイーン
大外18番枠、後ろから行くだけに影響はないと言われるが、大外はやはり不利なのでは。
末脚の非凡さはオークスで実証済みだが、ゲート不安による出遅れ癖が致命傷になることも。
🔻タッチングスピーチ
北海道で開花し、ローズS の直線一気の脚は強烈だったが、追い込み一辺倒だけに展開が向かないことも。
🔻レッツゴードンキ
ローズS は追い込み決着となる中、逃げて4着は能力の高さを示したが、あと200m の距離延長で最後に甘くなるのでは。
今回は後方待機馬に人気馬が揃っていますので、そこそこ前のポジションを取れる馬にも目を配って予想したいと考えています。
堅いのか、波乱もあるのか?
皆さんの予想はどうでしょうか。