馬の前に、馬

馬券下手が競馬をすれば、いかに負けるかを実証

JRA のCM に思う

 宝塚記念を前に、民放テレビなどでは連日JRA のスポットCM が盛んに流れています。
 キャッチフレーズは~あなたの競馬が走り出す~
 今年の出演者は瑛太さん、有村架純さん、笑福亭鶴瓶さん。 JRA によれば、レースの迫力や馬の美しさ、お客様の楽しまれる様子を描いていくそうです。
 JRA のCM は、競馬場のスケール感に加えてユーモアのセンスもあって、毎回ドラマチックに仕上がっているなあと感心させられます。
 現在流れている宝塚記念編では、2004年のレースが紹介されています。落馬事故で引退を余儀なくされた佐藤哲三騎手とのコンビで逃げ切ったタップダンスシチーを選ぶなんて憎いじゃありませんか。
 ところでJRA のCM に思うことが一つあります。
 競馬を支えているのはロマンやレジャーなどの要素もありますが、最大の魅力というか魔力はなんと言っても「馬券」です。ギャンブルの側面を入れ込んだ作品もそろそろ・・と思うのです。健全性を謳わなければならない事情はよく理解できます。
 時代も世間の雰囲気も変わりました。宝くじのCM を見れば分かりますよね。
 少しは「馬券」の匂いがする秀作を見たいなあ。