馬の前に、馬

馬券下手が競馬をすれば、いかに負けるかを実証

G1大反省⑪ 有馬記念 今回の反省点は特になし・・朝日杯の大的中が冷静な判断を導いた!

 馬券を買う側にとってそれぞれのレースが点ならば、点と点が結びついて線になるということを実感しました。
 線、つまり流れの重要さです。

 朝日杯FSのマグレ当たりで取り巻く状況が劇的に好転しました。脆弱な私の頭の中に余裕が生まれました。

 有馬記念は奇をてらうことはせず、冷静に馬券を組み立てることが出来ました。

 まずは大好きなリスグラシュー、私の中の信頼度は1番です。一連の強い勝ちっぷりからも文句なしの軸です。

 絶対女王アーモンドアイとの2頭軸も考えましたが、気がかりなことがありました。

 アーモンドは熱発で香港を回避してここへ回って来ました。本来のプランでは有馬を使う予定がなかったことが引っかかりました。陣営はこのコース形態は不向きとみていたのではないかとの疑念が残りました。

 もちろん、あれだけの馬ですからアッサリ勝つケースも想定しました。

 2頭軸は心配だったので、もう1頭3歳馬サートゥルナーリアを加えました。天皇賞・秋は通用しませんでしたが、神戸新聞杯の強さが忘れられませんでした。

 人気上位3頭を軸にした安全運転です。
 アーモンドに「逆らうな」と「逆らえ」を両方取り込んだ軸の作り方です。

 ブログのタイトルも「アーモンドを負かせるならリスグラシューかサートゥルナーリアしか思い浮かばない!」としました。

 この3頭軸が思わぬ好配当をもたらすことになったのです。

 ヒモには3歳馬の残り2頭ワールドプレミアとヴェロックスを迷わず選びました。
 有馬記念はここ10年で3歳馬が5勝、2着2回、3着2回という傾向を重視しました。

 さらにジャパンCを制したスワーヴリチャードも加えました。真っ先に消したい馬でしたが、絶好枠を引いたので念のために入れておきました。

 馬券は3連単フォーメーションで攻めてみました。
 1人気 2人気 3人気
 1人気 2人気 3人気
 1人気 2人気 3人気 4人気 5人気 8人気
   200円✕24点=4,800円

 1人気 2人気 3人気
 1人気 2人気 3人気 4人気 5人気 8人気
 1人気 2人気 3人気
   100円✕24点=2,400円

 これにリスグラシュー1頭軸相手8頭の
 3連複100円✕28点=2,800円を保険の意味合いを兼ねて買い足しました。
       合計10,000円

 リスグラシュー単勝もとも思いましたが、朝日杯がキリのいい計1万円で的中したのでげんを担いで今回も計1万円に合わせました。

 レースの結果は6→10→7
 2人気→3人気→4人気で決まりました。

 勝ったのはもう1頭の女傑リスグラシューでアーモンドは9着と惨敗しました。

 私が驚いたのは払戻金の数字でした。
 3連単57,860円
 3連複10,750円

 2人気, 3人気, 4人気の順でこんなにも付くのですね。自分の中ではオーソドックスな本命買いのつもりでしたから嬉しい誤算です。

 単勝オッズ1,5倍のアーモンドが圏外に吹っ飛んだことで配当が跳ね上がったのですね。

 今回の強力メンバー(G1馬が11頭うち今年G1を制した馬7頭)が揃った中、1,5倍という圧倒的な支持はなんぼなんでも行き過ぎと思いますが、、。
 普段は競馬をしない人たちも参加する有馬記念ならではの現象なんでしょうか。

 レース内容の分析はプロに任せるとして、5馬身も突き抜けた圧巻の走り、直線で内から外へ出す際のレーンの芸術的な手綱さばき、リスグラシューの衝撃的なラストランでした。

 冒頭にも触れましたが、朝日杯のおかげで切羽詰まる状況から脱却できたからこそ、今回のような買い方がうまく好配当を呼び込んてくれたと思います。

 阪神カップとのダブル的中でいい週末になりました。

 馬券下手の経験上、的中もここまででしょう。この先はハズレ続きになるのが目に見えています。

 用心に用心を重ね、ホープフルSで馬券納めです。
 
 
 
 


 
 

 
 

 

有馬記念 私としては珍しく本命馬券で勝負・・ アーモンドを負かせるならリスグラシューかサートゥルナーリアしか思い浮かばない!

 いよいよ令和元年、有馬記念の日を迎えました。

 その前に土曜の阪神カップはグランアレグリアが久々をものともせず、5馬身差で圧勝しました。短距離でここまで差が開くとは、さすが怪物級と評された牝馬です。

 そして10人気、単勝オッズ46倍のメイショウショウブがハナ差粘って3着、おかげで馬券的にはハッピーになれました。

 さて今年の有馬記念古馬、3歳馬のトップ級が全頭出走にこぎつけました。これだけの豪華な有馬記念は記憶にないほどです。

 有馬を予定していなかったアーモンドアイの急きょの参戦で国内ナンバー1を決めるレースとなりました。

 アーモンドアイの存在で今年の有馬記念は世界からも注目されているんですって。ホンマかいなと思っていたら、短期参戦の外国人騎手たちがそう語っているので事実のようです。

 レースまであと数時間、ドキドキワクワク感もどんどん増していきます。

 当日午前の段階でアーモンドアイの単勝オッズは1,6倍。強豪揃いの中でのこの数字、この馬の凄まじい強さを示しています。

 純粋のスポーツなら、フィギュアの羽生結弦選手を応援するように、その凄さを見たいとなるのですが、ギャンブルの要素が強い競馬では事情の違いがあります。

 競馬の場合は馬や騎手、調教師らだけでなくファンも馬券で勝負をかけています。

 アーモンドはディープインパクトオルフェーヴル級の域に達している絶対女王です。

 その強さを認めながらも、アーモンドを倒す馬を考えるのも競馬のいや馬券の醍醐味です。

 ど素人の私と言えば、昨年のジャパンCはスワーヴリチャードに、今年の天皇賞・秋はサートゥルナーリアに打倒アーモンドを託しましたが、ボコボコに返り討ちにあいました。

 アーモンドに逆らうなは身にしみているのですが、今回も懲りずにやってみます。

 鉄板とみられる馬がコロコロ負けるのも競馬です。あのディープインパクトでさえハーツクライによもやの負けを喫したのは有馬記念でした。
 
 中山2,500mというコースはトリッキーで難しいコースだと言われています。

 アーモンドに不安があるとすれば、このコース形態と香港を熱発で回避して予定のなかったこちらに回ってきたことぐらいです。

 今回アーモンドを下す可能性のある馬は2頭しかいないと思っています。

 私も大方の見方と同じように2人気リスグラシューと3人気サートゥルナーリアです。

 リスグラシューは大好きなお馬さんです。
 今回、特別ルールで騎乗するレーンとは殊のほか手が合うようです。前に行けるようになって宝塚記念をコンマ5秒差で圧勝、豪州のコックスPも難なく制しました。
 この馬も女傑です。

 サートゥルナーリア、3歳馬の中ではやはりコレです。中山はホープフルを制した得意の馬場です。どうも東京は合わなかったようです。スミヨンもこの馬の能力に太鼓判を押していただけに、巻き返しに躍起になっています。

 馬券の方は上記2頭にアーモンドを加えた3頭を軸に組み立てました。

 私としては珍しい本命買いです。

 ヒモにはスワーヴリチャード、消しの予定でしたが、枠の良さと鞍上込みで。

 ワールドプレミア、ここでは足らないと思いつつも、夏以降の成長力一番の3歳馬。
 菊花賞では好位も取れました。

 ヴェロックス、3歳馬は3頭とも買います。
枠順は厳しくなりましたが、G1戦線では主役を張って来ました。川田ならなんとか。

 馬券は3連単フォーメーション
  6 , 9 , 10
  6 , 9 , 10
  6 , 9 , 10 , 2 , 7 , 14
   200円✕24点=4,800円

  6 , 9 , 10
  6 , 9 , 10 , 2 , 7 , 14
  6 , 9 , 10 ,
   100円✕24点=2,400円

 3連複リスグラシュー1頭軸
  6 〜 2 , 4 , 5 , 7 , 9 , 10 , 11 , 14
   100円✕28点=2,800円

    合計10,000円



 
 2019年収支
  購入金額552,500円
  払い戻し636,570円

 2018年収支
  購入金額478,400円
  払い戻し448,850円

 2017年収支
  購入金額506,100円
  払い戻し323,430円

阪神カップ まともならグランアレグリアでしょうが・・ 馬券はボックスで穴も買う!

 大一番有馬の前に土曜日はG2阪神カップ
芝1400内回り戦です。

 関西馬優位の中にあって関東馬が圧倒している特異なレースです。ここ10年で関東馬が10勝、2着も6回を数えます。

 今年も東の刺客として大物牝馬が参戦して来ました。

 ディープ産駒の3歳牝馬グランアレグリア、2歳時から怪物級の評価を受け、桜花賞はぶっつけ本番で圧勝したほどの馬です。

 スピードと瞬発力、性能の違いで他馬を寄せつけないという見方が多いようです。

 今回の第一のポイントはグランアレグリアを信頼するか否かですね。

 7,8割の確率で連は外さないと思いますが、初めての距離と久々を考えると不安も少々あります。

 是非とも買いたい馬は特にないのですが、3頭選んでみました。

▲フィアーノロマーノ
 G1では14着、13着と全く通用しませんでしたが、阪神は2戦2勝と好相性です。
 昨年暮のファイナルSが強い勝ち方、続くダービー卿CTであっさり重賞を制しました。スミヨン騎乗、得意の庭で復活が期待されます。

グァンチャーレ
 7歳になっても衰え知らずというか、今年前半はむしろ最盛期と言っていい活躍ぶりでした。マイラーズCはダノンプレミアムとコンマ2秒差の2着、安田記念でも4着とトップ級相手に大健闘しました。
 秋2戦の完敗を受けて今回は人気を落としており配当的には美味しくなっています。

▲メイショウショウブ
 朝の時点で11人気で単勝オッズが40倍と人気の圏外に置かれています。
 今年のニュージーランドTではクビ差2着した馬でローズSでも5着と掲示板を確保しました。今回は距離短縮で走られても驚けません。
 
 馬券は上記3頭にグランアレグリアを絡めたボックスで攻めてみます。

 馬単ボックス
  5 , 6 , 8 , 10
   200円✕12点=2,400円
 ワイドボックス
  5 , 6 , 8 , 10
   500円✕6点=3,000円

      合計5,400円


 2019年収支
  購入金額547,100円
  払い戻し604,920円

 2018年収支
  購入金額478,400円
  払い戻し448,850円

 2017年収支
  購入金額506,100円
  払い戻し323,430円

G1大反省⑩朝日杯FS ハズレ続きの状況がまさかを呼び込んだ!!

 ゴールの瞬間、信じられない光景がテレビの画面にありました。
 猛然と追い込んできたグランレイが届いたのをはっきりと確認できました。

 ワイド、3連複、3連単が引っかかりました。

  「助かった!嬉しいよー!」

 と言っても完璧な予想で的中した訳ではなく、破れかぶれの戦法が運よくハマっただけです。

 秋のG1シリーズ以降、私の馬券はハズレ続きでボロボロでした。

 この状況が今回の的中を生んだと思っています。

 前のブログに記した通り、朝日杯FSは高配当狙いに徹しました。
 しかも軸は断然人気のサリオスを信用していたので相手は人気薄に絞りました。

 高配の使者として夢を託したのが単勝オッズ229,3倍のグランレイと117,0倍メイショウチタン。どちらも1400mながら前走大きな差をつけて勝っていました。

 超人気薄ではありませんが、66,8倍ジュンライトボルトと43,5倍ウイングレイテストを加えた4頭をサリオスの相手にピックアップしました。

 馬券は
  サリオスから上記4頭へ
    馬連500円✕4点=2,000円
    ワイド1,000円✕4点=4,000円

  3連複1頭流し相手8頭
   上記4頭に人気馬4頭を加えました。
       100円✕28点=2,800円

 馬券はここまでの予定でしたが、8,800円だったのであと1,200円足して10,000円にすることにしました。

 この判断が思わぬ結果を引き寄せてくれました。
 
 3連単フォーメーションで
 サリオスの頭固定、2着欄にビアンフェ、タイセイビジョン、レッドベルジュール
3着欄に高配当狙いの4頭をマークしました。  
  6
  2 , 8 , 12
  1 , 7 , 9 , 15
    100円✕12点=1,200円

 こういう張り方は素人だからこその特典ですね。専門家や記者などのプロはこんな脈絡のない買い目を紙面で公開出来ません。

 それにしてもグランレイが来てくれなかったらすべての馬券が水泡に帰すところでした。
 グランレイと乗り役池添さまさまです。

 このブログを書いていて気がついたのですが、グランレイ、令和のレイでしたね。

 レースがスタートしてしばらくはスピードについて行けず、離れた後方2番手でモタモタ走るグランレイ、この時点で完全に諦めていただけに最後にすっ飛んで来たのにはまさかしかありません。

 勝ったサリオス以外は先行馬が総崩れになった展開が味方してくれたんですね。

 

 各馬の能力比較、展開の読み、枠順や馬場状態を綿密に精査して的中に結びつけたのではなく、あくまでマグレ当たりです。

 こんな買い方が再びハマるほど競馬は甘いものではありませんが、これに味をしめてまたやってみようかな・・・

 2019年の回収率100%超えが確定したのは本当に良かったです。
 有馬もホープフルも気楽に楽しめます。

 
 
  
  

 

 

 

 

朝日杯FS サリオス ムーアを信頼! リアアメリアの二の舞だけはやめとくれ  高配の使者を連れて来て!!

 えっ、どういう事。人気馬は吹っ飛んで大荒れになるんやなかったの!

 4年前は295万、昨年も69万と度肝を抜かれ、波乱が定番のターコイズSでしたが、今年は上位人気3頭の堅い決着となりました。

 シュン、、。

 詐欺に引っかかったような気分です。
 
 過去データはあくまで過去のことと言うこっちゃか、、。

 今週は朝日杯FS阪神の2歳マイルです。
 ハーツクライ産駒のサリオスが前夜の段階で2,0倍前後と断然の支持を集めています。
 
 となると先週の阪神ジュベナイルF単勝オッズ1,8倍で凡走したリアアメリアが浮かんできます。

 サリオスは大丈夫でしょうか?
 リアアメリアのような後方一気型ではなく、走破タイムの裏付けもあるので信頼度は高いとは思っています。
 まして鞍上はムーアだけにね。
 多くのファンも同じ考えでしょう。

 2、3人気にはレッドベルジュールとタイセイビジョン、大本命プラス2強の図式はジュベナイルと全く同じになっていますね。ご承知のように勝ったのは4人気の無敗馬でしたが。

 今回もスンナリ決まらないかも知れませんね。

 こちらとしては軸馬サリオスが人気薄を連れて来て配当が跳ね上がればと欲をかいております。

 高配の使者として気になるのはグランレイとメイショウチタンです。
 どちらも未勝利戦ですが、後続に大きく差をつけた勝ち方に惹かれます。

 まあ力は足らないでしょうが。

 そこまで人気薄ではありませんが、ジュンライトボルトとウイングレイテストも買いたい馬です。

 馬券は宝くじ感覚、どうせ毎回外れているので破れかぶれのマグレ狙い、たまにはいいじゃないですか。

 馬連 軸はサリオスです。
  6 〜 1 , 7 , 9 , 15
    500円✕4点=2,000円

 ワイド
  6 〜 1 , 7 , 9 , 15
    1,000円✕4点=4,000円

 3連複1頭軸流し
  6 〜 1 , 2 , 3 , 7 , 8 , 9 , 12 , 15
    100円✕28点=2,800円

 3連単フォーメーション
  6 〜 2 , 8 , 12 〜 1 , 7 , 9 , 15
    100円✕12点=1,200円

      合計10,000円
  

 


 2019年収支
  購入金額537,100円
  払い戻し414,180円

 2018年収支
  購入金額478,400円
  払い戻し448,850円

 2017年収支
  購入金額506,100円
  払い戻し323,430円

ターコイズS 今年も人気薄の激走あるか? ボックス馬券でボーナス馬券も!

 藤田菜七子のJRA重賞初制覇、香港国際競走で日本馬が3勝と久々に競馬が大きな話題となりました。

 もっとも私の馬券は打つ手なしの酷い状態が続いています。

 土曜日はG3のターコイズS、牝馬によるマイル戦です。

 ズバリ荒れるレースです。
 重賞に格上げされた2015年は11人気、16人気、15人気の順で入って295万超のビックリ配当が飛び出ました。

 昨年も2着、3着が二桁人気の馬で69万馬券でした。

 毎年、上位人気馬はほぼ全滅ともう無茶苦茶でござりまする。

 今年も一見するとシゲルピンクダイヤやエスポワール、トロワゼトワルあたりで堅く収まりそうでも下位人気馬の一発には要注意です。

 高配当も視野に入れながら穴馬も織りまぜて5頭ばかり選びました。

▲シゲルピンクダイヤ
 桜花賞2着、秋華賞3着と実績は文句なし。後方待機なのでペース次第では差し届かないケースも。

▲トロワゼトワル
 京成AHを1分30秒3の猛時計で後続にコンマ8秒差の逃げ切り、同じ中山で再現か。
 ただし今回は斤量が3キロ増、加えて大外16番枠に苦しむかも。

▲フロンテアクイーン
 走っても走ってもあまり人気にならない。
昨年は出遅れて4着。6歳の今年も重賞で再三好走。前走の10着は距離が長く参考外。

▲モアナ
 ここ6戦連続して1人気、そのうち5回が馬券内。キンシャサノキセキ産駒ながらマイルも大丈夫。5歳になって急成長。

▲フィリアプーラ
 G1では大敗も中山のフェアリーSの勝ち馬。前が崩れたら差し込んで来るか。
二桁人気で夢を掴むならこの馬。

 馬券はボックスで。

 馬単ボックス
   3 , 6 , 7 , 14 , 16
    200円✕20点=4,000円

 ワイドボックス
   3 , 6 , 7 , 14 , 16
    400円✕10点=4,000円

     合計8,000円





 2019年収支
  購入金額529,100円
  払い戻し414,180円

 2018年収支
  購入金額478,400円
  払い戻し448,850円

 2017年収支
  購入金額506,100円
  払い戻し323,430円

G1大反省⑨阪神ジュベナイルF 無敗の怪物級はリアアメリアではなく、レシステンシアだった!

 今回は怪物級というメディアの記事にまんまと騙されました。そして後方一気型の馬を買うリスクが露呈しました。

 反省点の多いレースでした。
 上位人気馬3頭について記します。

▲1人気 リアアメリ
 単勝オッズは1,8倍と断然の支持を受けました。新馬戦は出遅れても楽々8馬身の圧勝、アルテミスSではあり得ない位置から飛んで来たという表現でメディアは伝えました。
 怪物伝説の始まりという称賛記事があふれました。
 私は後方からの差し遅れは考慮しましたが、まあ馬券内は外さないと思ってしまいました。

▲2人気 ウーマンズハート
 新潟2歳Sの覇者ですが、この馬については懐疑的でした。平坦の新潟しか経験のない馬は阪神では通用しないとみて3頭のなかでは1番下の評価でした。もっと軽視するべきでした。押さえの1頭の扱いぐらいに。

▲3人気 クラヴァシュドール
 この馬に期待しました。上記2頭より前の位置で競馬ができること、前走の内容を評価しました。朝日杯で有力視されるサリオスの2着、上がりの脚も最速タイでした。
結果的に3着には来ましたが。
  
馬券は中内田厩舎の2頭リアアメリアとクラヴァシュドールを頭にした3連単で勝負しました。それにクラヴァシュドールの単勝を加えました。

 3頭に支持が集中したため、4人気のレシステンシアの単勝オッズは11,2倍でした。

 まさに人気の盲点となりました。
この馬も2戦負けなしでG3ファンタジーSの勝ち馬なのに。先行抜け出しの脚質です。

 レシステンシアの人気が伸びなかったのはマイルを経験していないというのが大きかったのではないでしょうか。

 力のいる阪神外回りはマイル以上を走っている馬が有利という固定観念が邪魔をしました。

 テレビのレース中継で発走直前に細江純子氏がこの日は前が止まらない馬場とリポートされた時に「買い方失敗したかなあ、、」と
感じました。



 レースはレシステンシアが圧巻の逃げ切りで後続を寄せつけませんでした。

 リアアメリアとウーマンズハートは結局何も出来ませんでした。

 怪物はリアアメリアではなくレシステンシアの方でした。

 今回はメディアの記事に乗っかって騙されたファンも多かったことでしょう。
 私もそのくちです。

 あっそうそう。馬券の券種でも後悔が残りました。

 10番クラヴァシュドール1頭軸流しの3連複を買わなかったことです。
 相手5頭の10点で8560円をゲットできたのに。

 レース前には怪物級とか超大物という活字が紙面に踊ります。
 くれぐれも騙されないように!